除草剤「バッチリ」に新シリーズ 協友アグリ2014年9月12日
協友アグリは9月10日付で、水稲用一発処理除草剤「バッチリLX」(1キロ粒剤・ジャンボ・フロアブル)の農薬登録を新たに取得した。平成28年度からの本格販売をめざす。
「バッチリ」はJA全農と同社が共同開発したピラクロニルに、イマゾスルフロン、ブロモブチドを配合した3成分の一発処理型除草剤だ。ノビエに限らず広範囲な雑草に高い効果を発揮し、またSU(スルホニルウレア)抵抗性雑草などの難防除雑草にも対応可能だとして、平成21年の上市以来、全国に普及している。
今回、登録を取得した「バッチリLX」は、「バッチリ」にMY-100(オキサジクロメホン)を追加して4成分にした新剤だ。オキサジクロメホンは、ノビエに対して優れた除草効果を発揮するほか、効果の持続性が高いことが特徴。「バッチリLX」は、より長い除草効果を求め、「一発処理でしっかりと効かせたいという方に適した薬剤」(同社普及・マーケティング部)となっている。
27年度は試験ほ場や展示ほなどを中心に試験販売を行い、28年度から本格的に販売する予定だ。現時点では1キロ粒剤、ジャンボは使用地域が限定されているが、今後は全国での登録取得をめざし、引き続き開発を続けていく考えだ。
(上の表をクリックするとPDFファイルが開きます。)
(関連記事)
・新規茶用殺ダニ剤「茶ちゃっとフロアブル」(2014.09.03)
・福岡で太陽光発電事業 協友アグリ(2014.04.18)
・【シリーズ・誕生物語】第5回「バロック」(協友アグリ(株))(2013.09.11)
・愚直に現場主義を貫き日本農業に貢献 協友アグリ株式会社・小高根利明 代表取締役社長-安藤敏 取締役常務執行役員営業部長(2011.12.22)
・水稲除草は「バッチリ」まかせて 協友アグリ(2008.05.26)
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(1)養豚農家に寄り添い疾病を防ぐ クリニック北日本分室 菅沼彰大さん2025年9月16日
-
【石破首相退陣に思う】戦後80年の歴史認識 最後に示せ 社民党党首 福島みずほ参議院議員2025年9月16日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(6)2025年9月16日
-
国のプロパガンダで新米のスポット取引価格が反落?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月16日
-
准組合員問題にどう向き合うか 11月15日に農協研究会開催 参加者を募集2025年9月16日
-
ファミリーマートと共同開発「メイトー×ニッポンエール 大分産和梨」新発売 JA全農2025年9月16日
-
「JA共済アプリ」が国際的デザイン賞「Red Dot Design Award2025」受賞 国内の共済団体・保険会社として初 JA共済連2025年9月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道訓子府町で じゃがいもの新品種「ゆめいころ」を収穫 JAタウン2025年9月16日
-
山形県産「シャインマスカット」品評会出品商品を数量限定で予約販売 JAタウン2025年9月16日
-
公式キャラ「トゥンクトゥンク」が大阪万博「ミャクミャク」と初コラボ商品 国際園芸博覧会協会2025年9月16日
-
世界初 土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功 農研機構2025年9月16日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(適用地域追加)NOSAI全国連2025年9月16日
-
農薬出荷数量は1.3%増、農薬出荷金額は3.8%増 2025年農薬年度7月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年9月16日
-
林業の人手不足と腰痛課題解消へ 香川西部森林組合がアシストスーツを導入 イノフィス2025年9月16日
-
農業支援でネイチャーポジティブ サステナブルの成長領域を学ぶウェビナー開催2025年9月16日
-
生活協同組合ユーコープの宅配で無印良品の商品を供給開始 良品計画2025年9月16日
-
九州・沖縄の酪農の魅力を体感「らくのうマルシェ2025」博多で開催2025年9月16日
-
「アフガニスタン地震緊急支援募金」全店舗と宅配サービスで実施 コープデリ2025年9月16日
-
小学生がトラクタ遠隔操縦を体験 北大と共同でスマート農業体験イベント開催へ クボタ2025年9月16日
-
不在時のオートロックも玄関前まで配達「スマート置き配」開始 パルシステム千葉2025年9月16日