グリーンガード剤・アグリマイシン剤事業を買収 日本曹達2018年9月18日
日本曹達(株)、2017年11月30日に開示していたゾエティス・ジャパン(株)プラントヘルス事業の買収手続きを進めていたが、9月14日に本買収が完了したと公表した。
この買収により、同社グループ農業化学品事業の「製品ポートフォリオが拡充され、既存製品とのシナジー効果が生まれ、グループのリソースにおいて開発・マーケティングを推進することにより、中期的な事業拡大が期待できる」と同社ではコメントしている。
同社が今回買収したのは、「グリンガード剤」や「アグリマイシン剤」を中心とするプラントヘルス事業で、特長ある製品と技術サービスにより、市場での高い信頼を獲得している事業だといえる。
「グリーンガード剤」は、森林防疫市場において広く使用されており、近年日本各地で問題となっているマツノザイセンチュウを原因とする松枯れの防除に優れた効力を示している。この剤を獲得したことで、同社グループは松枯れ防除薬剤の国内トップシェアメーカーとなる。同社では「大切な松を守るという、環境領域における事業強化により、自然環境・景観の保全に貢献していく」としている。
また、農業用薬剤である「アグリマイシン剤」は、果樹や野菜類の難防除病害である細菌性病害を防除する殺菌剤であり、今後のさらなる需要の拡大が想定されている剤だ。
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日