売上高は12%増 2022年第3四半期決算 BASF2022年11月1日
ドイツのBASF本社は10月26日、2022年第3四半期の業績を発表。売上高は前年同期比12%増の219億ユーロで、原材料価格とエネルギー価格の高騰が続くなか堅調な特別項目控除前営業利益を達成した。
BASFグループの売上高は、前年同期比12%増の219億ユーロ。ほぼすべての事業セグメントで販売価格が大幅に上昇したことが増収の主な要因。貴金属価格の下落により、 サーフェステクノロジー事業セグメントのみ、価格水準が低下した。すべての事業セグメントで、為替のプラス効果が見られ、ポートフォリオ効果も増収につながった。
一方、アグロソリューション事業セグメントを除くすべての事業セグメントで販売量が減り、売上高の伸びが著しく鈍化。特別項目控除前営業利益は、前年同期比5億1700万ユーロ減の13億ユーロとなった。一方、ケミカル事業セグメントおよびマテリアル事業セグメントでは、非常に高水準だった前年同期から大幅減益となった。
EBIT(営業利益)は13億ユーロと、前年同期(18億ユーロ)を大幅に下回った。この数字には、持分法適用会社の利益が含まれており、主に中国、南京のBASF-YPCの利益が減少。持分法適法会社の利益は1億2400万ユーロ減少し、7600万ユーロとなった。
減価償却費および特別項目控除前営業利益(特別項目控除前EBITDA)は、前年同期比4億4600万ユーロ減の23億ユーロ。EBITDAは4億7400万ユーロ減の23億ユーロ。
株式保有による純利益は、前年同期比1600万ユーロ増の1億200万ユーロ。不可分でない持分法適用会社の利益には、BASFがWintershall Deaを通じて間接的に権益を保有する、ノルドストリーム1パイプラインの損害に関連して計上した減損の特別費用約7億40百万ユーロが含まれている。BASFに帰属するWintershall Deaの営業実績(税引後)は、前年同期比5億3300万ユーロ増の6億3000万ユーロ。
以上の結果、2022年第3四半期の税引前利益は前年同期から5億3800万ユーロ減り、12億ユーロだった。純利益は、前年同期比3億4400万ユーロ減の9億900万ユーロ。
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