小麦の主要病害に効果 新規殺菌剤「プロライン フロアブル」販売開始 バイエルクロップサイエンス2023年2月20日
バイエルクロップサイエンスは2月17日、小麦の主要病害に高い効果を発揮する新規殺菌剤「プロライン フロアブル」を発売。小麦の赤かび病、赤さび病、うどんこ病に高い効果を示し、赤かび病菌が産生するカビ毒の蓄積も強く抑制する。
同剤は、化学構造トリアゾリンチオンを有するプロチオコナゾールを有効成分とした殺菌剤。プロチオコナゾールは、子嚢菌、担子菌、不完全菌による多くの作物病原菌に高い抗菌活性を示し、麦類の主要病害である赤かび病、赤さび病、うどんこ病などの防除薬剤として高く評価されている。また、人や家畜に中毒症状を引き起こすリスクのある、赤かび病菌が産生するカビ毒デオキシニバレノールの蓄積を抑制する。
同剤は、優れた浸透移行性を有し、植物組織内に浸み込み移行することで、高い耐雨性や残効性に寄与。優れた予防効果を示すとともに、幾つかの病害で治癒効果が確認されている。
◎プロライン フロアブルの特長
・ユニークな化学構造を有する新規殺菌剤
・小麦の問題病害である赤かび病、赤さび病、うどんこ病に高い効果
・赤かび病菌が産生するカビ毒の蓄積も強く抑制
・優れた浸透移行性
・世界で使用されてきた実績、安定した効果
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