売上高は18.9%増 2022年12月期決算短信 OATアグリオ2023年3月1日
OATアグリオ株式会社は、2022年12月期の決算短信(2022年1月1日~2022年12月31日)を発表した。
売上高は269億6000万円で前年同期比18.9%増となった。営業利益33億4600万円で前年同期比67.1%増、経常利益は33億8500万円で前年同期比70.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益は22億6100万円で前年同期比55.3%増となった。
農薬分野では、国内市場で当社が注力しているグリーンプロダクツの殺ダニ剤「アカリタッチ」、「サフオイル」、殺菌剤「カリグリーン」等が好調に推移し売上高を伸ばした。また、殺虫剤「オリオン」、殺ダニ剤「ダニサラバ」、殺菌剤「ショウチノスケ」といった同社主力製品も堅調に推移した。海外市場でも、殺ダニ剤「ダニサラバ」が北米および南米向けに好調を維持し、殺虫剤「オンコル」も主に南米向けに順調に推移した。さらに、殺菌剤「ガッテン」も前年の売上高を上回った。これらの結果、2021年10月に事業譲渡を行った水稲除草剤の売上高の減少をカバーし、農薬分野全体の売上高は113億9400万円で前年同期比同19.2%増)となった。
肥料・バイオスティミュラント分野では、農水省が提唱する「みどりの食料システム戦略」に合致した施肥灌水技術である、養液土耕栽培および水耕栽培用肥料の販売に注力し、シェアを拡大した。リン酸の吸収効率向上に資する亜リン酸肥料、光合成を促進し成長を促す効果のあるバイオスティミュラント製品「ポテトール」等も好調に推移した。海外市場では、関連会社のオランダのBlue Wave Holding B.V.やスペインのLIDA Plant Reserch, S.L.で、北米や中南米向けの売上高が大きく伸長した。また、グループ各社でバイオスティミュラント剤「アトニック」が好調に推移した。これらの結果、肥料・バイオスティミュラント分野全体の売上高は155億6500万円で前年同期比18.6%増となった。
重要な記事
最新の記事
-
【解題】基本法改正は食料安保をめぐる現場での課題にどう応えようとしているのか 谷口信和東大名誉教授2024年4月23日
-
第18回全農学生「酪農の夢」コンクール「学校賞」新設 作品募集中2024年4月23日
-
元卓球日本代表・石川佳純が全国を巡る卓球教室 大分で開催 JA全農2024年4月23日
-
運営9年目・稼働率約9割 地域に喜ばれる貸出農園事業を展開 JAマインズ2024年4月23日
-
量販店等に終売通告を行う白米卸も【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月23日
-
【JA人事】JAむかわ(北海道)長門宏市組合長を再任(4月10日)2024年4月23日
-
【JA人事】JAとうや湖(北海道)高井一英組合長を再任(4月12日)2024年4月23日
-
農繁期の人材確保へ「いわて農業未来プロジェクト」支援開始 タイミー2024年4月23日
-
栃木県那須塩原市 道の駅「明治の森・黒磯」リニューアルオープン2024年4月23日
-
いちご生産量日本一 栃木県真岡市のPR動画「もおかのいちご物語」公開2024年4月23日
-
「夏のさつまいも博2024」さいたまスーパーアリーナで7月4日から開催2024年4月23日
-
知財功労賞「経済産業大臣表彰」を受賞 ブランド戦略とユニークな登録商標の活用が評価 サタケ2024年4月23日
-
令和5年冷凍食品の生産・消費調査 出荷額は7799億円で過去最高 日本冷凍食品協会2024年4月23日
-
農業を志す学生450人が来場「食品・農業就活サミット」開催 シンクロ・フード2024年4月23日
-
全国道の駅公式オンラインショッピングサイト「道の駅マルシェ」オープン2024年4月23日
-
千葉県市原市「第42回 市原市園芸まつり」開催2024年4月23日
-
食や農業の未来に「あったらいいな」を募集「未来エッセイ2101」AFJ2024年4月23日
-
その場で当たりが分かる「甘果にんじん」春キャンペーン開催 ファーマインド2024年4月23日
-
シードル生産者が大阪に集結「Osaka Cider Festival大阪林檎酒祭り」開催2024年4月23日
-
サラダクラブ産地表彰式 第8回「Grower of Salad Club 2024」開催2024年4月23日