ベイト型シロアリ防除剤「トレロナ ATBS」全国で販売開始 BASF2023年4月10日
BASFジャパンは4月7日、ベイト型のシロアリ防除剤「トレロナ ATBS(Annual Termite Bait Station)」を発売。シロアリ防除に優れた効果を発揮する有効成分ノバルロンと、設置が容易なベイトステーションという2つの技術の組み合わせることで、簡便かつ効率的に家屋などの建造物をシロアリから守る。
トレロナ ATBS
「トレロナ ATBS」は、有効成分ノバルロンを含むカートリッジベイト2個を独自設計のベイトステーションに収納し、戸建て住宅の周囲の土壌に設置して使用。シロアリの素早い喫食を促すように設計されており、「トレロナ ATBS」を食べたシロアリがコロニーの他のシロアリに有効成分を伝搬させる。
既存のベイト製剤と比較して、より素早く、より確実にコロニー除去ができ、BASFアグロソリューション事業部環境緑化製品部シニアマネージャーの福原英晃氏は「日本国内でほぼ全国的に生息するヤマトシロアリと、主に西日本に生息するイエシロアリの両方の防除に有効」と説明する。
「トレロナ ATBS」のベイトステーションは、設置、点検、再充填が簡単で、建築物をシロアリ被害から保護するための作業時間を削減。害虫防除専門家は、防除剤に触れることなくベイトステーションを設置できるため、安全性にも優れている。半年から1年に1回程度の点検で効率的な運用を実現する。
「トレロナ ATBS」と対応するベイトステーションは、害虫防除専門家のみ使用、設置、メンテナンスができる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(94) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(3)-2024年5月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(11)【防除学習帖】 第250回2024年5月18日
-
土壌診断の基礎知識(20)【今さら聞けない営農情報】第250回2024年5月18日
-
出生率低下が心配【消費者の目・花ちゃん】2024年5月18日
-
農政 変わるチャンスへ動く年に JA全青協通常総会2024年5月17日
-
新執行部の決意示す JA全青協が記者会見で抱負2024年5月17日
-
【注意報】小麦、六条大麦、二条大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 栃木県2024年5月17日
-
【注意報】果樹全般にカメムシ類 県内全域で多発のおそれ 大阪府2024年5月17日
-
コメ・水田農業の将来に危機感示した渡辺会長【熊野孝文・米マーケット情報】2024年5月17日
-
【注意報】茶に炭疽病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2024年5月17日
-
生命と財産守る活動 一歩ずつ前に JA共済優績組合表彰式 JA共済連2024年5月17日
-
(384)本当の「不平等状態」改正【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月17日
-
契約実行高、当期純利益で過去最高を更新 2024年3月期決算 JA三井リース2024年5月17日
-
【JA人事】JA帯広大正(北海道)森和裕組合長を再任(5月16日)2024年5月17日
-
北海道HACCP「食の安全にこだわる2024」発行2024年5月17日
-
濃厚マンゴーと相性抜群のスイーツが登場 自由が丘「一果房」で17日から 青木商店2024年5月17日
-
スマート農業システム開発のディーピーティー「JAGRI KYUSHU」に出展2024年5月17日
-
「マッスルスーツ」累計出荷台数が3万台を突破 イノフィス2024年5月17日
-
米・米粉の可能性を広げるBtoB展示会を9月に開催 cotta2024年5月17日
-
農薬出荷数量は6.8%減、農薬出荷金額は3.0%減 2024年農薬年度3月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年5月17日