売上高は13.4%減 2023年第1四半期決算 BASF2023年5月9日
ドイツのBASF本社は5月8日、2023年第1四半期の業績を発表。売上高は前年同期比13.4%減の200億ユーロとなったが、特別項目控除前営業利益はアナリストの予想平均を大きく上回る19億ユーロ (同31.5%減)。2023事業年度見通しは2月24日の発表内容を維持している。
BASFグループの2023年第1四半期売上高は、前年同期比31億ユーロ減の200億ユーロで、主に、需要減によりほぼ全ての事業セグメントで販売量が減少したことによる。また、販売価格が若干下落したことも売上高の減少につながった。
アグロソリューション事業セグメント、ニュートリション&ケア事業セグメント、 インダストリアル・ソリューション事業セグメントにおいて価格が上昇したが、他の事業セグメントにおける価格下落を完全に相殺することはできなかった。また、インダストリアル・ソリューション事業セグメントのカオリン鉱物事業売却に伴うポートフォリオのマイナス効果も、売上高をわずかに押し下げた。一方、為替が主に米ドルに関して若干プラスに作用したことで、相殺効果があった。
特別項目控除前営業利益は19億ユーロで、好調だった前年同期から8億8700万ユーロ減。こうした利益推移は、主にケミカル事業セグメントおよびマテリアル事業セグメントの利益貢献が大幅に減少したことによる。ニュートリション&ケア事業セグメントおよびインダストリアル・ソリューション事業セグメントも特別項目控除前営業利益が大幅減、サーフェステクノロジー事業セグメントでは微減だった。
対照的に、アグロソリューション事業セグメントは大幅増益を達成し、特別損益控除前営業利益は、前年同期の8億6800万ユーロに対し、13億ユーロ。「その他」に分類される事業の特別項目控除前営業利益も大幅に改善した。
EBIT(営業利益)は、前年同期比9億1800万ユーロ減の19億ユーロ。減価償却費および特別項目控除前営業利益(特別項目控除前EBITDA)は前年同期比8億7800万ユーロ減の29億ユーロ、EBITDAは同8億98百万ユーロ減の28億ユーロだった。
純利益は16億ユーロで、前年同期比3億4000万ユーロ増。前年同期においては保有するWintershall Dea AG株式の減損が純利益を押し下げたことによる。当四半期の1株当たり利益は前年同期の1.34ユーロに対し、1.75ユーロとなった。
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