サステナブルな最先端の化学研究所が本格稼働 3つの研究拠点を集約 クミアイ化学2023年10月3日
クミアイ化学工業は10月2日、最先端の化学研究所Shimizu Innovation Park(ShIP)を本格稼働。3つの研究拠点を1つに集約し、最新・最先端の機器を導入したサステナブルな研究所が誕生した。
本格稼働した「化学研究所Shimizu Innovation Park(ShIP)」外観
化学研究所ShIPは、これまで静岡県内に点在していた化学系の3つの研究センター(創薬研究センター、製剤技術研究センター、プロセス化学研究センター)を同社創業の地である静岡市清水区に集約した最新・最先端の研究所。
コンセプトに、①想像力と自由な発想のための環境、②たゆまぬ技術力向上と挑戦のための環境、③イノベーションの共有、④安全・安心、快適な職場環境、⑤ブランドイメージの向上の5つを掲げている。愛称の「ShIP」には、創業の地である清水から大海原への航海をイメージし、異なる分野の研究員が集い連携を強化することによるシナジーや新たなイノベーション創出への期待が込めた。
実験効率の向上と環境対応の両立を実現したサステナブルな研究所
同研究所のコンセプトの実現に向け、研究分野の異なる研究員同士の交流を促進するため、吹き抜けと大階段で結ばれた居室空間、開放的なミーティングルームやカフェテリアなどを配置。3つの研究センターの研究員や従業員が分野を超えて関わり、交流を深めることで、新たなイノベーションの創出が期待できる。
実験室には最新・最先端の実験機器や省エネルギー機材を導入し、実験効率の向上と環境負荷軽減を両立。全館無線LAN環境における実験機器のネットワーク化、電子実験ノートの採用や試薬管理システムを導入した。
また、研究員の作業環境に十分に配慮した局所排気設備や実験で生じる排気・排水の処理のための最新のスクラバーや活性汚泥槽、施設内の電力の一部を賄うための太陽光パネルなどの設置により、サステナブルで環境配慮型の研究所となっている。

同社は、新たな化学研究所および生物科学研究所による、新規化合物の探索合成、生物評価、製剤化、工業的製造法確立までの一貫した研究開発体制で、市場ニーズに即した独創的、高付加価値の製品開発を加速する。
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