銀座農園、シンガポールへ旬の農産物輸出2013年7月5日
都市部での農業生産や農業流通、商品サービスなどの支援を行っている銀座農園(株)は7月からシンガポールへ農産物の輸出業務を開始した。
同社は2012年12月、シンガポールに現地法人を設立し高糖度トマトの生産をスタートさせたが、それに続く海外事業として同国への旬の農産物の輸出事業を始める。
7月上旬に立ち上げるEコマースサイトで海外からの注文を受け、それを同社が提携する全国各地の産地直売所につなぎ、直売所から直接シンガポールへ空輸する仕組みだ。今回は、香川県の「良心市たかせ」と提携し、モモ、ブドウなどの果物、野菜を完熟の状態で宅配する。
シンガポールでは、福島第一原発事故以来、日本の農産物を輸入する業者はほとんどなくなったが、「適切な価格の日本の農産物を食べたい」というニーズは高いという。また、海外農産物としては安価な韓国産、台湾産、豪州産などのシェアが高く、「品質、価格に柔軟性を持ちながら輸出バリエーションを増やす」ことが急務だとしている。
同社ではこの宅配事業について、2年以内に3カ国、500会員、年間売り上げ3億円以上をめざすとしている。
(関連記事)
・福島県の移動型アンテナショップ 11月30日から期間限定オープン(2012.11.29)
・「今年こそ収穫を!」 東京・芝浦とJA北魚沼の水田交流が2年目に](2011.05.17)
・【銀座農園(株) 社長】飯村 一樹 氏(2010.06.10)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































