ボランティア活動支援募金、全国生協で2013年10月16日
被災地のくらし再建めざし
日本生協連と全国の生協は、東日本大震災の被災地復興支援活動を継続している。その一環として、新たに「被災地生協のボランティア活動支援募金」を始めた。
岩手・宮城・福島の被災地3県の生協では、住民同士の交流を促進し「支援者が一人ひとりに寄り添い支える活動」として、仮設住宅の集会室などでのサロン活動(「ふれあいサロン」「ふれあい喫茶」)を継続的に実施している。
こうしたサロン活動や被災地3県の生協が仮設住宅などで行っているさまざまな被災者支援活動の活動費用にこの「活動支援募金」で集まった募金はあてられる。
日本生協連と全国の生協は、「震災から2年半が経過したが、被災地のくらしの再建はいまだ道半ば。全国の生協は募金により、これらの活動を支援することで、被災地でのくらしの再建をめざす」と、今後も被災地復興支援を続けていくという。
◇
なお、被災3県での生協のボランティア活動状況は次の通り(人数はいずれも延べ人数)。
▽いわて生協(2013年4月?8月分)
「ふれあいサロン活動」216回開催、参加者1972人、ボランティア790人
「バスボランティア支援」16回開催、ボランティア357人
▽みやぎ生協(2013年4月?8月分)
「ふれあい喫茶」213回開催、参加者5278人、ボランティア1749人
「ふれあい喫茶+子育てひろば」11回開催、参加者280名、ボランティア71人
「おまつり支援」5回開催、参加者1020人、ボランティア76人
▽コープふくしま(2013年7月?8月分)
「ふれあいサロン」(他県生協と連携開催のみを集計)11回開催、参加者約200人、ボランティア約50人
「子育てひろば」5店舗で継続中
(関連記事)
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