個配のびるが店舗不振 生協9月度供給実績2013年10月25日
日本生協連は、全国主要66地域生協の9月度の供給高(速報値)をまとめた。
これによると、9月度総供給高は1910億100万円で、前年同月比101.4%と、5月(同100.4%)以来久しぶりに前年実績を上回った。
その内訳をみると、店舗は695億1700万円で同98.5%と依然として前年実績を下回っている。一方、宅配は1197億5300万円で同101.9%、なかでも個配は768億7400万円で同104.1%と好調を維持している。
個配は総供給高の40.2%を占めており、生協の供給事業は個配なしには成り立たない状況となっている。
なお、4月以降9月までの6カ月間をみると、累計総供給高は同99.6%とからくも前年水準を維持しているが、店舗は同97.6%、個配を含めた宅配は100.6%となっている。個配だけをみると同102.4%となっており、全体としては個配が牽引することで店舗の落ち込みをカバーしているといえる。
しかし、個別生協ごとに、店舗と個配のウェイトが異なっており、店舗主体の生協のなかには経営が厳しいところがあるのではないかと推測する。
(関連記事)
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