商品購入で清流を守る パルシステム2014年2月25日
森林組合などと産直協定結ぶ
生協のパルシステム連合会は、3月3日に島根県高津川流域で活動する森林組合、JA、漁協、行政の6団体による産直協定の調印式を益田市役所で開催する。今後は、地元間伐材を使用した商品開発や、生協組合員を交えた環境保全活動などを検討していく。
パルシステムでは2012年に「森林・林業方針」を制定し、これに基づくプロジェクトを立ち上げて、国内の森林・林業について学びながら林業における産直を追求している。
既報のように、今年1月には南都留森林組合(山梨県)と産直協定を締結した(1月9日付記事参照)。今回の高津川流域はその2例目となる。
島根県西部を流れる高津川は、国土省の水質検査で水質第1位に選ばれている日本一の清流で、一級河川としては日本で唯一、支流も含めてダムのない貴重な河川としても知られている。
今回の産直協定は、高津川流域を拠点とする増田地区広域市町村圏事務組合(行政)、JA西いわみ、高津川森林組合、高津川漁業協同組合、漁業協同組合JFしまね益田支所との6団体による「高津川流域の自然環境と森林保全に関する協定書」となっている。
(関連記事)
・間伐材産直で森林を買い支え パルシステム(2014.01.09)
・原子力発電からの脱却求める パルシステム(2014.01.06)
・パルシステム 福島の子ども守るプログラム(2013.12.06)
・パルシステム 農家の野菜レシピ本が大ヒット(2013.06.25)
・鶏卵の飼料用米配合20%以上に パルシステム(2013.04.08)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日