国産プレミアムジン「季の実」販路拡大へ 京都蒸溜所と仏ペルノ・リカール社が資本提携2020年3月9日
ワインとスピリッツの製造で世界2位のフランスの酒造メーカー、ペルノ・リカール社は、日本初のウルトラプレミアムジン「季の美 京都ドライジン」で知られる京都蒸留所と資本提携することを発表した。
ドライな味わいと独特なアロマ、生姜のスパイスが余韻を残す「季の美 京都ドライジン」は、日本の技を駆使し、小ロットでつくられる国産クラフトジン。良質な米をベースにしたスピリッツと柚子、レモン、山椒、生姜、玉露など日本ならではの素材を使って職人が丁寧につくる注目のプレミアムジンだ。
提携により、京都市内に新たに最新鋭の蒸溜所を建設し、「季の美 京都ドライジン」の需要に応えるとともに世界への販路拡大に乗り出す。また、ペルノ・リカール社は同社のウルトラプレミアムジンブランド「モンキー47」とともにプレミアムジンのライン「The Gin Hub」のレパートリーの一つとして販売を強化していく。
京都蒸溜所を運営する株式会社Number One Drinks(京都市)のデービッド・クロールCEOは「京都の地域の方々の文化や農業コミュニティによる支援、協力を得て生まれた日本初のウルトラプレミアムジンがペルノ・リカール社に高く評価されたことを喜ばしく思う」とコメント。また、ペルノ・リカール社のアレクサンドル・リカールCEOは「唯一無二のブランドがポートフォリオに加わる。『季の美』のユニークなストーリーや味わいは、わが社のプレミアムジンビジネスをより魅力的にしてくれるだろう」と話している。
(写真:日本らしい味わいにこだわったプレミアムジン「季の美 京都ドライジン」)
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