オンライン帰省に「まごチャンネル」ネット環境不要、大画面で孫と交流2020年4月23日
来週から始まる5月の大型連休を前に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、政府が「オンライン帰省」を呼びかける中、チカク(東京都渋谷区)が開発したIoTデバイス「まごチャンネル」を活用した新しい“帰省”の形が注目されている。
設置はテレビに取り付けるだけ。ネット環境の準備は不要
「まごチャンネル」はスマホで撮影した写真や動画を、実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面で写真や動画を楽しめるサービス。通信回線を搭載しているため、実家にインターネット環境の準備や機器の取り付け工事をする必要はない。
大画面を通して孫を近くに感じられる
「まごチャンネル」では、孫の姿をテレビの大画面で見られるため、思わず手を広げて「抱きしめたい」「元気だよ~」と、テレビに声を掛ける高齢者も多く、スマホでは体験できない魅力がある。実際、「まごチャンネルを生きがいにしている」「亡くなる寸前まで楽しんでいた」など、同社には、全国の高齢者から直筆の感謝の手紙も数多く寄せられている。
今年はゴールデンウイークの帰省を控え、「まごチャンネル」の購入に関する問合せが増えており、出荷台数は昨年の対1~3月比で2倍以上となっているという。
「まごチャンネル」は1万9800円。月額使用料は1628円。価格はいずれも税込。
利用者から寄せられた直筆の感謝の手紙
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