スーパーが全国の産地へ鮮魚や青果をリクエスト 新機能「アンテナ」始動 みらいマルシェ2020年5月14日
産地と食品スーパーをつなげるスマホアプリ「みらいマルシェ」を運営する、みらいマルシェ(東京都港区)は、スーパーが全国の産地へ欲しい鮮魚や青果をリクエストできる機能「アンテナ」の本格展開を開始した。スーパーは、取り扱いたい鮮魚・青果の条件をアプリを通して発信するだけで、各地から条件に合った鮮魚・青果の提案を受け、仕入れまで行うことができる。
スーパーのリクエスト発信画面(左)と産地からの提案メッセージ
「アンテナ」は、みらいマルシェの「仕入れ側(食品スーパー)」と「売り手側(産地の卸や仲買人、漁協など)」の両方が利用できる新機能。仕入れ側が利用する際は、取り扱いたい鮮魚や青果の条件(種類・サイズ・数など)を記載し、全国の産地へ一括で発信することで、各地から複数の提案を受けることができる。一方、売り手側が利用する際にも、販売したい鮮魚・青果の情報を全国のスーパーへ一括発信することで、複数の販売先を同時に探すことができる。
電話、FAX、メールなどを使って個々にやり取りする手間を軽減でき、新たな取引先や取引商品の開拓につながる。
みらいマルシェは、全国の産地と食品スーパーが、漁獲/収穫量、商品の状態や相場などの情報をすばやく共有し、両者が効果的な取引を実現するための法人向けアプリ。スーパーは産地からの提案をリアルタイムで確認し、アプリを通して購入でき、独自の仕入れルートを持つことで、より自社の顧客に合った商品を選定し、他社と差別化することができる。また、産地側も全国に販路を拡げることができ、1ケースなど少量から提案が可能。
アプリ内には個別でメッセージのやり取りをできる機能もあり、細かな要望やレシピなどの情報を送り合うことで、より密な関係を築くことができる。仕入れ側、売り手側、共に初期費用・固定費用は無料。
利用の際は、みらいマルシェのアプリiOS版または、Android版をダウンロードする。
高級魚が並ぶ鮮魚コーナー
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