特別栽培りんご「彩香」とオリジナル天然酵母で作った新シードル発売 もりやま園2020年6月1日
青森県弘前市で100年以上続くりんご園、もりやま園は6月1日、自社農園天然酵母とりんごで作ったお酒の新商品「えんシードル 彩香(さいか)」を発売した。
ピンクがかったオレンジ色が美しい「えんシードル彩香」
「えんシードル 彩香(さいか)」は、自社ブランドのテキカカシードルに続くシードル。自社のりんご園から何種類もの酵母菌を採取して選んだオリジナル天然酵母「MAY29」を使っている。
この酵母と組み合わせるりんごは、青森県が育成してきたりんご「あおり9号」(商標名:彩香)。優れた耐病性と自己摘果性を併せ持つが、生産者には定着していなかった。そこで、もりやま園は、彩香を持続可能な農業に役立てるため、節減対象農薬と化学肥料を使わない、環境負荷の少ない特別栽培の実用化と、シードルの商品化に着手した。
彩香は甘味の中にさわやかな酸味やタンニン、桃やあんずのような香りが特徴。果汁はピンクがかったオレンジ色で、後味はさっぱりしている。他の品種をブレンドせずにバランスのとれたシードルに仕上がった。
アルコール分は5%。750mlボトルで希望小売価格は1800円(税別)。
シードルの原料となるりんごの彩香
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