ブロッコリースーパースプラウトの有用成分「スルフォラファン」含有量1.7倍に 村上農園2020年6月2日
村上農園(広島市)は、主力商品「ブロッコリー スーパースプラウト」に含まれる有用成分「スルフォラファン」(SGS)を、長年の研究によって発売当初と比べ約1.7倍に増加させることに成功。6月1日からパッケージに成分含有量を記載し順次出荷する。
新パッケージにスルフォラファン含有量を表記
村上農園の「ブロッコリー スーパースプラウト」は、米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部で開発された高成分野菜。国内では、同大学と独占ライセンス契約を結んだ同社のみが生産している。「ブロッコリー スーパースプラウト」は発売当初、有用成分「スルフォラファン」の含有量がは100グラムあたり258mgだったが、その後研究が進み、同428mgへと約1.6倍に増加している。
スルフォラファンは、植物に含まれる天然の化学物質であるファイトケミカルの一種で、ブロッコリーに微量に含まれる成分。ピリッとした辛みを持ち、解毒力や抗酸化力を高める作用があることが報告されている。
近年は、健康志向の高まりから、野菜の栄養素やその含有量への関心が増していることから、スルフォラファン含有量をパッケージに記載し、購入の際の選択の目安にする。
「ブロッコリー スーパースプラウト」のレギュラーパック(50g)は、スルフォラファン含有量214mg、ミニカップ(20g)は同86mg。
ブロッコリー スーパースプラウトを生産する植物工場
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