自動温度管理可能なIoTソリューションを食品関連向けに提供ーIIJ2020年6月17日
(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)は、HACCPによる衛生管理義務化に伴い、食品関連事業者向けに冷凍冷蔵庫や倉庫の温度を自動監視・管理するIoTソリューション「IIJ LoRaWANソリューションforHACCP温度管理」を、7月15日から提供開始する。
ボックス型温度センサー(左)、プローブ型温度センサーとLoRaWANゲートウェイ
同ソリューションは、温度センサーや温度データをクラウドに送るLoRaWANゲートウェイ(無線基地局)、データを保存し可視化するクラウドサービスとアプリケーション、通信用SIMなど温度管理に必要となる製品・サービスを、サポートを含め一括で提供するもの。
KiwiTechnology社の「Kiwi Sense the Future温度管理パッケージ」と組み合わせて提供する。センサーで計測・収集した温度データはスマートフォンやパソコンで遠隔確認でき、設定値を超える異常を検知した場合はメールやアプリ経由で通知を受けることができる。問題発生時にも即時対応し適切な温度管理を実現する。
スーパーやコンビニエンスストア、ホテルなどの冷凍冷蔵庫、倉庫など食品の製造・保管・販売・提供を行う現場で、温度データの自動収集や異常監視などHACCPへの対応に最も重要な温度管理のシステムを、簡単かつ低コストで導入できる。
同ソリューションの特徴は以下の通り。
・ワンパッケージで導入でき容易で低コスト
温度センサー、LoRaWANゲートウェイ、温度管理アプリ、データ保存用クラウドサービスなど、必要なシステムをワンパッケージで提供。センサーは乾電池駆動のため電源が不要で、設定・管理などはシステム側で行う。
IIJが培った機器管理技術(SACM)を活用しており、機器の電源を入れるだけで利用開始できる。HACCPで重要な管理項目である温度管理を自動化することで、検温作業などの負担を大幅に軽減することが可能。
・流用可能な拡張性の高いLoRaWAN利用
LoRaWANはオープン規格のため多様なセンサーに対応できる。また、一つのゲートウェイ(基地局)で数m~数km範囲のセンサーと接続できる。広範に点在する様々なセンサーを一元管理でき、振動センサーやGPSトラッカー、CO2センサーからのデータ収集などへの拡張も容易に行える。
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