巣ごもり需要で宅配・店舗ともに供給高前年比増ーパルシステム総会2020年6月23日
パルシステム生協連は6月22日、都内で第38回通常総会を開き2019年度事業報告や20年度事業計画などの全議案を可決承認した。また、パルシステム共済生協連も第13回通常総会を同時開催し、予定していた議案を全て可決承認した。今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、代議員の書面提出とした。
2018年度のパルシステム会員生協(13生協)は、組合員総数162万6000人。受注金額は2127億7700万円(前年比102.2%、予算日99.9%)、利用人数は前年比102.1%で1人当たり受注金額は同100.1%、同受注点数は同98.5%だった。
連合会単体の供給高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による大幅な利用増加もあり、1616億4300万円(前年比103.0%、予算比99.1%)となった。新規組合員加入実績は、19万2355 件(予算比98.6%、前年比97.9%)で、5月の大型連休や台風と長雨の悪天候、人員不足などが影響し予算・前年比ともに下回った。
また、「『たべる』『つくる』『ささえあう』ともにいきる地域づくり」をテーマとする「パルシステム2030 ビジョン」も決定した。
20年度計画は2030ビジョンを踏まえ、基調方針に「あらゆる人とのパートナーシップの下、自らの共感と選択による事業と運動への参加・参画を呼び掛けることで、2030ビジョンの実現への足掛かりとなる年としていきます。」を掲げる。
組合員の暮らしに貢献するためにも、新型コロナウイルス感染拡大の影響を乗り越え、持続可能な供給体制を整える。さらに、これまで取り組んできた持続可能な社会作りがSDGs(持続可能な開発目標)と変わらぬ視点であることを再認識し、中長期的に事業と運動を推進していくための事業変革に挑戦していく。
グループ総合力を生かし、地域の暮らしや文化の継承など多様な価値を追求した持続可能な資源循環・環境保全型農林水産業の発展を目指す。
環境影響を低減するため、エシカル消費の視点に立った食品ロスやプラスチックの削減、再生可能エネルギーの推進と地球温暖化対策に取り組む。パルシステムの選択と実践で社会をリードできるよう、事業と運動を推進していく。
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日