舟橋農業ブランディング機構が発足、食ブランド「MUSUBU」の展開始める2020年7月17日
富山県舟橋村で2019年7月に始まった農業ブランド化プロジェクトが、7月15日に舟橋農業ブランディング機構「FABO(ファーボ)」を設立した。子育てを支援する食と農のブランド「MUSUBU(むすぶ)」の展開を開始する。
「MUSUBU」サイトトップページ画像
同日公式販売サイトを開設し、第一弾の商品として同村産米を使った冷凍おにぎり「したごしらえ」の注文受け付けを開始した。合わせて、村の特産品である「舟橋ハートかぼちゃ」も限定販売する。
「したごしらえ」は、日々忙しいお父さん、お母さんを食で支える思いから企画したもの。冷凍食品に頼りがちな家庭に、添加物を使わず味もおいしい安心な冷凍おにぎりを提供する。
すぐに食べられるよう「したごしらえ」を済ませており、富山県礪波市の石黒種麹店の米麹を使ってふっくらと炊き上げた。富山産コシヒカリ玄米を使い、おにぎりの具材には「立山放牧牛しぐれ」や「滑川ほたるいか」を使った。価格は2個入り(1具材)600円、6個入り(3具材×2)1800円、12個入り(3具材×4)3500円。
「舟橋ハートかぼちゃ」は、10年前から生産を始めた九重栗かぼちゃ。栗のような甘みとハート形が特徴で、梅雨時期にも味わうことができるかぼちゃとして注目を集め、昨年は約4tを出荷した。価格は1980円。
舟橋村は日本一小さな村として著名で、2012年には年少人口割合が日本一を記録する「子育ての村」として話題を提供した。
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