味で評判 西粟倉村の新米 新パッケージで販売開始2020年9月7日
岡山県西粟倉村で収穫された「あわくら源流米」と「おおがや米」の令和2年産新米が新パッケージで販売を始めた。地元からも、味がいいと評判の西粟倉産「あきたこまち」と「コシヒカリ」を同時に出荷する。
令和2年産新米「あわくら源流米」と「おおがや米」
西粟倉村は兵庫、鳥取と県境を接する森に囲まれた人口1400人ほどの村。中国山地に位置し、93%が山林に覆われ、岡山県の三大河川のひとつである吉井川の源流域の自然の中にある。標高が高く昼夜の温度差が激しい上、冬には豪雪地帯といえるほど雪が降るなど、稲作に最適な環境で育つ西粟倉の米は、粘りと甘みが特徴だ。
西粟倉は平地が少なく、斜面に棚田を作っているため、平地の稲作より手間がかかることもあるが、西粟倉の農家が景観を守りながら、米作りを続けている。また、米のおいしさを総合的に評価する食味値は、65点前後が標準、70点以上になると良質米だと言われるが、生産者グループの「あわくら米米倶楽部」は、食味値80点以上という厳しい基準を設定して米作りに励んでいる。
西粟倉の米生産者
西粟倉産「あきたこまち」は、ツヤ・香り・粘り・旨味・甘味のバランスがよくあっさりと食べられるのが特徴。ほどよくお米と素材の美味しさを調和し、幅広いおかずに合うお米。弁当やおにぎりなどに冷めてもおいしい。また、同「コシヒカリ」は、強い旨みと粘りに加えて、香り・ツヤ・柔らかさ・歯ごたえのバランスが絶妙。お米の味わいが深く、濃い味付けの料理との愛称もよい。
いずれも玄米と白米を各5キロから選べる。各種ふるさと納税ポータルサイトからも注文できる。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日