秋の味覚「鷹栖町」の新米 ふるさと納税の返礼品に登場2020年9月23日
北海道上川郡鷹栖町は、ふるさと納税の記念品として9月より新米の受付を始めた。楽天ふるさと納税やふるさとチョイスなどから申し込める。
鷹栖町は上川盆地の北部に位置し、ほぼ全域が盆地状の平地。昼夜の寒暖差が大きく、大雪山系の雪解け水にミネラルが豊富に含まれていることで、甘みの強い米をつくり出す。この甘みの強さが、鷹栖町産米の評価に繋がり、ふるさと納税のお礼品として、半年で1000件以上が申し込んだ人気の特産品となっている。
今年も新米の時期となり、ふるさと納税お礼品としてふるさとチョイス、楽天ふるさと納税の公式ホームページで申込を順次受け付けている。
今年から新たに返礼品の新米を提供する「たかすタロファーム」の平林悠さんは、大手製薬会社を退職し、夫妻で名古屋から鷹栖町に移住し、町内の農家のもと2年間の研修を終えて独立した新規就農者。現在は「自分の大切な子供に食べさせたい美味しくて安全なお米を皆様にお届けしたい」と、有機質肥料を中心に使い、農薬の使用を必要最低限に抑えた米作りに励んでいる。
今回ふるさと納税の返礼品として登場するのは、真空パックで加工された「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」の新米。ゆめぴりかは、程よい粘りと豊かな甘みが特徴で、平林さんはこの米との出会いから、サラリーマンを辞める決意をしたという。ふっくりんこは、粒が比較的大きく、ふっくら柔らかな食感が特徴で、国内線の機内食に採用された「プロ御用達のお米」として注目を集めている。
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