食べごろの状態でいち早く 鮮度を保つ「氷温管理輸送」実現 太陽工業2020年11月18日
テントなど大型膜面構造物や各種物流資材を手がける太陽工業(株)は、生鮮品の鮮度を保ち、熟成されたおいしさを引き出す「氷温技術」を流通の分野で活用するため、自社の保冷輸送資材で「氷温機器」の認定を取得。コールドチェーンの世界に「氷温管理輸送」の新領域を実現した。
クールカーゴ350同社が開発した低温流通管理資材「クールカーゴ」は、氷温協会から「氷温機器」として認定された可搬式保冷庫。氷温状態にあった生鮮品を調温された約3度の環境下で緩やかに温度上昇させ、食べごろの状態に仕上げる「テンパリング」を、輸送過程で行う機器として評価されたもので、氷温業界で初の認定となる。
クールカーゴは、硬質発泡ポリスチレンとアルミ蒸着フィルムを組み合わせた「硬質断熱材のボックス」に、コンパクトで省電力、環境にも優しい「スターリング冷却ユニット」を装着。2005年の発売開始以降、軽量で扱いやすく、通常の保冷庫や冷蔵車よりも経済的である点などが高く評価されてきた。
家庭用電源(100V)のほか、12Vバッテリーから電力を供給でき、幅広い利用形態に対応可能。今回認定を取得した機種は、同製品の中でも350リッターの大容量タイプで、カゴ車と一体化し大量の生鮮品を輸送・保管する。製品寸法は、幅850×奥行き650×高さ1700ミリ、重量は70キロ。40万5000円(運賃込、税別)。
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