惣菜や弁当を食べる度にフードロス削減 ポイ活アプリ「DELIPO!」リリース2020年11月18日
食品業界に特化したデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するADAPTER INC.は11月16日、フードロス削減に消費者の視点から貢献できるスマートフォンアプリ「DELIPO!」をリリース。収集されたデータは、主に食品業界の小売業者及びメーカーに提供し、業務改善やフードロス削減などに役立てられる。

DELIPO!は、消費者がスーパーのお惣菜やお弁当の商品ラベルや購入時のレシート、商品自体を撮影し、食後のアンケートに答えることで、中食商品が、実際に家庭内でどのように消費されたかなど定性データを収集。
アプリ内で収集されたデータは、食品業界の課題解決に利用できる形に加工し、小売業者やメーカーに提供され、企業の商品開発・業務改善やフードロス削減に役立てられる。
消費者は、データを提供するとAmazonギフト券等に交換できる「DELIPO!」内のポイントを貯められる。また、お弁当・お惣菜の記録用アプリとしても使え、フードロス解消へも貢献できる。
従来、食品業界では、POSなどによって「何が売れたのか」といった購買の定量データは取得してきたが、「なぜそれが売れたのか」「実際にそれは美味しく食べてもらえたのか」という定性データは入手しづらく、勘・経験・度胸に頼った商品開発にならざるを得ない。その結果、消費者ニーズを捉えられずに商品が売れ残るなどフードロスの問題にも繋がっている。
同社は、このアプリにより、購入時刻・消費時刻・購入理由に加え、味や容量、価格への感想というレジ通過後のリアルな消費データを収集。川下の消費者から収集したリアルな消費データを川上の食品業界に提供することで、業界全体でフードロスを発生させない体制にシフトすることをめざす。
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