高知県北川村と食品ロス削減を通じた食育推進で連携協定 クラダシ2020年11月20日
社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」を運営する(株)クラダシは、高知県北川村と食品ロス削減を通した食育推進に向けた連携協定を締結した。村民と村内事業者に向けた普及啓発活動を行い、合わせて食育の充実を目的に協働する。
連携協定を締結したクラダシの関藤竜也社長(写真左)と北川村の上村誠町長
クラダシは2015年2月の開始以来、インターネットを活用し、食品ロス商品を迅速に消費者ニーズとマッチングさせることで、これまで累計4万品以上を取り扱ってきた。食品ロスを大幅に削減する取り組みを続ける一方、様々な社会課題の解決に取り組んでおり、その一つとして人口減少による人手不足に悩む地方農家を支援するため、「KURADASHI 基金」を2019年に創設。未収穫になっていた一次産品を収穫するため、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施している。
学生の旅費・交通費や宿泊費などは当該基金から拠出・支援し、学生が担い手となり収穫した一次産品を KURADASHI で販売。売り上げの一部を地方農家と、再度「KURADASHI 基金」に還元することで、学生と地方農家をつなぐエコシステムを実現。これまで鹿児島県種子島と与論島、香川県の小豆島で計5回実施している。
北川村との連携では、食品ロス削減を通した食育推進に向けて、村民と村内事業者に向けた普及啓発活動を行うとともに、食育の充実を目的として協働。その一環として、11月27日から12月1日にかけて同村での第1回目となるクラダシチャレンジを実施する。今回のクラダシチャレンジでは10人の学生がゆずの収穫を手伝う。
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