季節限定「エキストラヴァージン緑果オリーブオイル」発売 井上誠耕園2020年11月26日
オリーブと柑橘の農園、井上誠耕園は11月24日、毎年この時期に提供するスペインの提携農園で搾った季節限定の「エキストラヴァージン緑果オリーブオイル」を発売。コロナ禍の今年は現地へ渡航せず、オンラインでの綿密な収穫・搾油・ろ過に関する会議を経て販売している。

瀬戸内の小豆島も農業の衰退は著しく、同園は耕作放棄地を開拓しながら島内でオリーブを育てているが、小豆島で育てるオリーブだけでは一年を通して日本市場にオリーブオイルを供給できない。日本の家庭で暮らしの中にオリーブオイルを取り入れてもらうため、2005年からスペインでオリーブを有機栽培する農家ルケ家と協力し、晩秋から春にかけて季節限定で「エキストラヴァージン緑果オリーブオイル」の販売を続けている。
今年で15周年となるルケ家との提携だが、コロナ禍で毎年実施している現地渡航による搾油・ろ過が今年はできなかった。そこで、通常現地に行って行うその年の品質を決める「収穫」「搾油」「ろ過」に関する会議をオンラインで実施。本来であれば、現地の畑・実の状態を直接見てルケ家と相談し、試行錯誤を重ねるが、オンラインでもそのこだわりは捨てず、何度にもわたる会議を経て、今年ならではの逸品が完成した。今年はまさに15年の絆があってこそ完成した味わいといえる。
「エキストラヴァージン緑果オリーブオイル」は、180gが1944円、450gは4536円(税込)。
オンライン会議でオリーブ収穫の様子
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日