米は新潟が5年ぶりに首位「47都道府県<食のイメージ>調査2020」2020年12月1日
バイヤーズ・ガイドは全国1万5673人の20~69歳の男女を対象に、都道府県別に食のイメージを把握する「47都道府県〈食のイメージ〉調査」を実施。北海道、大阪、福岡の人気観光地が上位を独占する一方、コロナ禍で「内食・中食」が増え、「外食・旅食」が減少した。
同調査では、食全体から米・麺類・野菜・果実・水産物・肉類・菓子類・酒・料理など18カテゴリ別に、〈イメージ部門(食のイメージがある都道府県)〉、〈実食部門(この1年間に食べたことがある)〉、〈満足度部門(この1年間に食べて印象に残っている)〉を数値化した。
コロナ禍の食行動では、調査を行った8月6日〜9日は新型コロナウイルスの感染第2派のピークにあたり、自炊(26.3%)、地元のスーパーや商店で購入(16.0%)、飲食店の持ち帰り(15.9%)といった、"内食・中食"が増えた。一方で、行動制限により、"外食・旅食"ともいえる、飲食店での飲食(44.4%)、旅行先での飲食(41.7%)が大きく減少した。
コロナ禍でも食の〈イメージ〉〈実食〉部門ともに変わらず、昨年に引き続き1位が北海道、2位が大阪府、3位が福岡県の順。"食の宝庫北海道"、"食い倒れ大阪"、"食の都福岡"といったキーワードにふさわしい、人気観光地が上位を独占した。
コロナ禍で旅行や行動が制限され、テイクアウト(15.9%)やお取り寄せ(10.3%)の食行動が増えた。巣ごもり生活も、日常の食事は"内食・中食"、ハレの日は"テイクアウト・お取り寄せ"で"外食・旅食"気分を楽しんでいる様子がうかがえた。
また、各部門18カテゴリでは、北海道が〈イメージ部門〉で11カテゴリ、〈実食部門〉で15カテゴリで1位を独占。前回に引き続き、"食の宝庫北海道"をという圧倒的な結果となった。
米の〈イメージ部門〉では、5年振りに新潟県が首位に返り咲き。〈満足度部門〉でも1位となった。固有銘柄での人気は、新潟県「コシヒカリ」(1332pt)、秋田県「あきたこまち」(966pt)、北海道の「ゆめぴりか」(521pt)と「ななつぼし」(231pt)が続いた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(165)食料・農業・農村基本計画(7)世界の食料供給の不安定化2025年10月25日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(82) 4-キノリル酢酸【防除学習帖】第321回2025年10月25日 -
農薬の正しい使い方(55)防除の要は第一次伝染時【今さら聞けない営農情報】第321回2025年10月25日 -
オリーブと広島【イタリア通信】2025年10月25日 -
【特殊報】果樹全般にチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で発生と加害を初めて確認 広島県2025年10月24日 -
東京と大阪で「業務用米セミナー&交流会」 グレイン・エス・ピー2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(1)2025年10月24日 -
どうなる日本の為替・金利の行方? 合理的価格形成のあり方は? アグリビジネス投資育成がセミナー(2)2025年10月24日 -
【人事異動】農水省(10月21日付)2025年10月24日 -
生産者の米穀在庫量257kg 前年同月比17.4%減 農水省2025年10月24日 -
(458)農業AIは誰の記憶を使用しているか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月24日 -
甘みたっぷりブランド温州みかん 福岡県産「北原早生フェア」25日から開催 JA全農2025年10月24日 -
11月23日は『ねぎ』らいの日「小ねぎフェア」27日から開催 JA全農2025年10月24日 -
関西電力発行のトランジション・ボンドに投資 温室効果ガス削減を支援 JA共済連2025年10月24日 -
滋賀県産近江米「みずかがみ」など約50商品を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年10月24日 -
寒さの中に咲く、あたたかな彩り「埼玉県加須市産シクラメン」販売開始 JAタウン2025年10月24日 -
JAタウン「あつめて、兵庫。」×「お肉の宅配 肉市場」コラボ特別セット販売2025年10月24日 -
【農と杜の独り言】第5回 水田のある博覧会 食料安保考える機会に 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年10月24日 -
ありあけ「横濱ハーバーダブルマロン」で「ミャクミャク」「トゥンクトゥンク」 のコラボ商品発売 国際園芸博覧会協会2025年10月24日 -
鳥インフル スウェーデンからの生きた家きん、家きん肉等 輸入一時停止 農水省2025年10月24日


































