宮城発祥「ミガキイチゴバター」新東北みやげコンテストで優秀賞2020年12月10日
東の食の会が農業生産法人(株)GRA(宮城県亘理郡山元町)と共同開発した「ミガキイチゴバター」が、「第7回新東北みやげコンテスト」で優秀賞を受賞した。宮城発祥のブランドいちご「ミガキイチゴ」を贅沢に使い、蔵王山麓産の有塩バターと合わせたジャムのようなペーストで、いろいろなメニューに合わせて使いやすい。
ミガキイチゴは「食べる宝石」をコンセプトに生産された「磨きぬかれたイチゴ」。2011年に宮城県山元町で誕生し、複数品種のイチゴの統一ブランドとして、品種ではなく栽培法・選果基準による果実の違いをブランド化している。イチゴにとって最も良い環境で育て、完熟で摘みとるため、香り、甘さと酸味のバランス、ジューシーさと美しい形が特徴。最高品質のプラチナは1粒1000円で販売されている。
一方、「蔵王山麓産有塩バター」は、原料となる生乳を、宮城県の蔵王山麓に産地を限定している。地場産の生乳から自家製クリームを分離してバター原料に使うため、乳脂肪分が分解されずに美味しいバターを作る。昔ながらのチャーン製法で、量産型にはない風味と口どけを出している。
こだわりのいちごとバターを組み合わせた「ミガキイチゴバター」は、パンに塗るだけでなく、どらやきの餡がわりにしたり、スープに溶かしてコクを出したり、アツアツの焼き芋に塗ってもおいしい。
「第7回新東北みやげコンテスト」は、史上最多となる273商品の応募があり、54商品が受賞。「ミガキイチゴバター」は全応募商品の中からトップ4に選ばれた。
同商品は8月12日から宮城県内限定で発売し、地元で親しまれてきたが、現在は、「いちびこ閖上店」「東北めぐりいろといろ仙台店(S-PAL仙台東館)」「蔵王酪農センター内「チーズキャビン」『ハートランド体験館』」など産地と関係が深い店舗などで販売しており、今後はさらに拡大していく。
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