東北の被災生産者らと対談するライブを配信 ポケットマルシェ2020年12月14日
生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営するポケットマルシェは、12月15日から、ライブ配信「ポケマルライブ 車座編 〜東日本大震災から10年を振り返る〜」を始めた。東日本大震災で被害を受けた生産者らと、同社の高橋 博之代表の対談を2021年3月まで定期的にオンラインで配信。対談を通じて、震災から10年が経った今も生産現場に残る課題を紐解き、課題の解決に向けて取り組むべき内容を広く発信する。
「ポケマルライブ 車座編 〜東日本大震災から10年を振り返る〜」は、震災後の10年を対談形式で振り返り、一次産業のこれからを語り合う。
同社は、震災当時に岩手県議会議員を務めていた高橋代表が、災害ボランティアの活動現場で「生産者と消費者の共助の関係」を目にしたことをきっかけに立ち上げられた。被災した生産者と、都市からボランティア活動のために訪れた消費者の交流を通して、生産者は食べものの裏側にある価値を消費者に伝える一方、消費者は自らの持つスキルやノウハウが生産者から必要とされることで生きる実感を取り戻しているようだったという。
高橋代表は、こうした「共助の関係」を被災地だけでなく日常にまで広げていこうと、2013年に世界初の食べものつき情報誌「東北食べる通信」を、2016年に産直SNS「ポケットマルシェ」を立ち上げた。
東日本大震災からの10年間、「共助の関係」がどのように課題を解決してきたか。また、今もなお生産現場に残る課題は何か、全国各地で生産者の声を聞き続けてきた高橋が対話の中で明らかにする。
さらに、震災を風化させずに、被災地の課題を解決する方法や気候変動で自然災害リスクが増大しているこの時代に、震災からの教訓を活かす方法を配信を通して視聴者と探っていく。
重要な記事
最新の記事
-
「令和の米騒動」と水田政策の未来 事後調整の必要とJAの機能 西川邦夫茨城大教授に聞く(2)2025年7月17日
-
【注意報】早期・普通期水稲に穂吸汁性カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 長崎県2025年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月17日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月17日
-
全国の優績LA322人、27県の62チームを表彰 原点に立ち返り確かな一歩を JA共済連2025年7月17日
-
25年産米概算金、南国そだち2万2700円に 「相場見極め有利販売に注力」 JA高知県2025年7月17日
-
【地域を診る】能登半島地震から1年半 地域の農林漁業と医療・福祉を軸にした地域再生の必要性 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年7月17日
-
造花が増加【花づくりの現場から 宇田明】第64回2025年7月17日
-
ナガイモの産地間競争と国際化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第349回2025年7月17日
-
【'25新組合長に聞く】JAにしうわ(愛媛) 井田敏勝氏(6/26就任) 高品質のみかん、全国に届ける2025年7月17日
-
「福島県産ももセリ台PR」を実施 県オリジナル品種「はつひめ」1箱10万円で取り引き JA全農福島2025年7月17日
-
最新・スマート農機の実演や展示も 福岡で「あぐりフェスタ2025」 JA全農ふくれん2025年7月17日
-
JA鹿本でジャンボスイカ品評会開催 最優秀は119キロの超特大果実2025年7月17日
-
鳴門市×おてつたび×JA里浦「半農半X」推進シェアハウス事業「なると金時編」開始2025年7月17日
-
農業ロボット開発のレグミンへ出資 AgVenture Lab2025年7月17日
-
北海道森林組合連合会のWEBメディア「森のしごと帖」スタート2025年7月17日
-
農薬散布BPOで熟練労働者の負担軽減 レグミンへ投資 ミライドア2025年7月17日
-
豆乳生産量 2025年度1~6月期107.4% 物価高でも市場拡大 日本豆乳協会2025年7月17日
-
農薬出荷数量は1.5%増、農薬出荷金額は4.0%増 2025年農薬年度5月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年7月17日
-
未来のスマート農業へ ミライト・ワン・システムズ、日本マイクロソフトと協力 東京農大2025年7月17日