「ウッドデザイン賞2020」最優秀賞など上位賞29点が決定 国土緑化推進機構2020年12月14日
ウッドデザイン賞運営事務局(活木活木森ネットワーク、国土緑化推進機構、ユニバーサルデザイン総合研究所)は12月11日、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰「ウッドデザイン賞2020」の受賞作品を決定。第6回となる今年度は、幅広い分野から191点が受賞した。
最優秀賞の有明体操競技場(日建設計ほか)
「ウッドデザイン賞」は、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度。10月14日には、432点の応募作品の中から191点が「ウッドデザイン賞2020」に選出された。その中から、最優秀賞(農林水産大臣賞)、優秀賞(林野庁長官賞)、奨励賞(審査委員長賞)、特別賞(木のおもてなし賞)の29点が最終選出され、最優秀賞は「有明体操競技場」(日建設計ほか)が選ばれた。優秀賞は、「木硯」(YOAKEほか)、「八ヶ岳カラマツチェンバロ・プロジェクト」(八ヶ岳高原ロッジほか)、「FLATSWOODS木場」(竹中工務店ほか)など、建築・空間・建材・部材、木製品、コミュニケーション、技術・研究の分野から、優れた作品が幅広く選出された。
審査委員長の赤池学氏は、「建築・空間分野では中高層建築の木造、木質化の果敢なチャレンジが目を引いた。一般住宅も単に木を使っただけではなく、それを活かした心地よさや適材適所の木の使い方など実験的・提案的な作品が受賞している。木製品分野も素材に木を使ってみたというだけの作品には厳しい評価となった。これはもっと地域のデザイナーやデザイン系の大学などと連携をして作品の質を高めて欲しいという私たちからのエールでもある。斬新で洗練された、次なるウッドデザイン賞の登場に期待したい」と総評を述べている。
なお、新型コロナウイルス感染対策のため、今年度は12月18日に関係者のみで表彰式を行い、その様子をオンライン映像配信する。
優秀賞・ライフスタイルデザイン部門受賞の木硯(YOAKEほか)
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