理想の農村づくりへ 新潟県刈羽村と取り組みスタート マイファーム2020年12月16日
(株)マイファームは、新潟県刈羽村と提携し、村づくりの取り組みをスタート。持続可能な農村農業を実現するため、「刈羽村農業構造改革ビジョン」構築に向けて、同村の農村理想図を描きその実現へ向けた計画づくりをサポートする。
「刈羽村農業構造改革ビジョン」は、農業の高齢化、担い手不足や水稲主流の農業経営の行き詰まりなどの問題を解決し、年齢、職業、性別を超えて暮らし続けたいと思うような農村づくりを進めることを目的に、村の10年後を見据えた農業の構造改革計画。刈羽村の美しい田園風景、暮らしやすい農村を、末永く後世に残したいという想いから始まった。
新潟県のほぼ中央の日本海側に位置する同村は、水稲生産と特産の「砂丘桃」で知られる。その地域性や、コンパクトな人口4459人(2020年10月末時点)から生まれる人のつながりや温かさなど、刈羽の独自性を生かした計画づくりをめざす。
計画の初年度である今年は、関係者へのヒアリングや、村の委員・オブザーバーを交えた検討会を行い、刈羽村の農村理想図とその実現のための計画の素案を作る。
サポートに向けて同社は、社会人向け農業スクール「アグリイノベーション大学校」の運営で得た農業への知見や全国の農業者とのネットワーク、全国の自治体と連携して地域農業振興のノウハウを活かしながら、刈羽村の10年後を見据えたビジョンの策定を中心となって進める。また、マイファームの自社農場を刈羽村で立ち上げることも視野に入れ「理想の農村づくり」をサポートしていく。
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