前年比55.7%、前月から18.1ポイント後退 外食市場調査2020年12月度2021年2月4日
外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は2月3日、2020年12月度の「外食市場調査」の結果を発表。2020年12月の外食市場規模は2249億円で前年同月比-1790億円。外食市場規模は前年比55.7%で前月から18.1ポイント後退した。
2020年12月の外食市場規模は、東名阪3圏域合計で2249億円。前年同月比は-1790億円。2か月連続で前年比のマイナス幅が拡大した。市場規模の前年比は55.7%で、11月の同73.8%から18.1ポイント後退。外食実施率・頻度・単価の主要3指標も2か月連続で3圏域とも前年比マイナスだった。
圏域別では、首都圏の市場規模前年比は55.0%(前月:69.2%)、関西圏は同56.6%(前月:83.2%)、東海圏は同57.4%(前月:77.4%)。新型コロナウイルスの感染が再び広がった首都圏でのマイナス幅が大きかった。
業態別では食事主体業態・計が前年比64.5%(前月:81.5%)、飲酒主体業態・計が同40.3%(同:58.5%)、軽食主体業態・計が同67.8%(同:74.8%)と、飲酒主体業態を中心に再び大きな影響が出ている。主要16業態中で最もマイナス影響が少ないのは「牛丼・カレー等、一品もの専売業態」で、前年比78.2%だった。
調査は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約9600人を対象に1月5日~14日にインターネットで行われた。
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