ニュージーランドの酪農協同組合と低カーボン排出で協業 DSM2021年2月19日
健康、栄養、サステナブルな暮らしの分野で事業を展開するグローバル・サイエンス企業Royal DSMは、ニュージーランドの酪農協同組合Fonterraと、低メタン排出畜産業への移行促進に向け、協力協定を締結した。
Fonterraは、より健全な地球を目指し、サステナビリティを推進。その一環として畜産分野での温室効果ガス排出問題に取り組んでいる。メタンは畜産分野で大きな課題となっているが、特に、畜産分野での排出が国の温室効果ガス排出量の半分近くを占めるニュージーランドでは重大な問題。両社は、パリ協定に対するコミットメントとニュージーランドのゼロカーボン目標の達成に向けて貢献することをめざしている。
DSMが開発した飼料添加物「Bovaer」を使うことで、効果的で継続的に牛のメタン排出量を30%以上削減。世界資源研究所による、世界の食糧事情にサステナブルな形で貢献できるグローバルで画期的な10の技術1つとして選ばれた。
Fonterraグループのファーム ソース ディレクター、リチャード・アレン氏は、メタン排出問題の解決に必要なのは生産者たちの懸命の努力だけではないと強調し「牛からのメタン排出量を削減できる画期的なソリューションを見つける必要があり、Bovaerならその画期的なソリューションとなり得る。DSMと共同で行う取り組みは、当組合にとって、有意義な機会」と話す。
この5年間、ニュージーランドで牧草主体の農場経営システムに飼料添加物でアプローチするソリューションの開発に取り組んできたが、協力協定の締結により、DSMと Fonterraは、ニュージーランドの生産者が「Bovaer」を使えうための取り組みを共同で加速させる。
Fonterraの最高技術責任者(CTO) のジェレミー・ヒル氏は「FonterraはDSMと緊密に連携し、あらゆるイノベーションが検証されるよう、当社の販売ネットワークを介して農場経営者にすぐにソリューションを提供できるよう取り組んでいく。今回の協定により、低炭素排出の酪農製品におけるFonterraのグローバルリーダーシップをさらに強化し、ニュージーランド産牛乳に付加価値を生み出す好機と考えている」と話している。
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