EC初挑戦の生産者も応援「バーチャル農林水産まつり北九州」開催中2021年2月19日
福岡県北九州市はコロナ禍にある農・林・水産業の生産者と、お取り寄せグルメを楽しみたい人を結ぶオンライン物産市「バーチャル農林水産まつり北九州」を2月28日まで開催。北九州市と交流都市など24団体が参加し、これまでECサイトで販売した経験の無い生産者が初めて「オンライン販売」を体験し、Webでの販路拡大の可能性を実感する機会も提供する。
「バーチャル農林水産まつり北九州」は、収穫した作物・海産物の販売に困っているコロナ禍の生産者を元気にする目的で開設。これまでECサイトで販売した経験がない生産者に、初めてオンライン販売を体験してもらい、Webでの販路拡大の可能性を実感してもらう企画でもある。
今回参加した生産者のうち5社が「ECサイト初体験」。これまでWebに親しんだ事が無かったり、生産者自身が高齢でオンライン販売に二の足を踏んでいた。そんな生産者たちが、「バーチャル農林水産まつり北九州」をきっかけに、新しいお客との出会いを求めて、ECサイトにチャレンジした。
北九州市小倉南区の自然ゆたかな山あいでブランド牛「小倉牛」を飼育する奥田畜産も、今回ECサイトに初挑戦。北九州の台所である旦過市場で奥田精肉店として小倉牛を中心に販売しているが、コロナ禍で人通りがまばらになるなか、ECサイトへの参加を決めた。オーナーに代わって娘がECサイトでの販売を担当し、親子二人三脚でオンライン販売に挑戦。新しいお客との出会いに期待している。
「バーチャル農林水産まつり北九州」のホームページには北九州市と交流都市など全国の24団体の特産品がならんでおり、農業・漁業・畜産業・林業に携わる生産者の特産品を、自宅にいながら購入できるほか、生産者を応援するイラストやオリジナル応援ソングによるコラボレーションもある。公式SNSでは生産地の風景をライブ配信したり、アレンジレシピをご紹介したり、さまざまな賑わいがあり、購入以外にも楽しめるポータルサイトとなっている。
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