農家と老舗和菓子処がタッグ 旬のいちご大福を発売 八幡・枚方地域産品開発連合2021年2月25日
京都府八幡市のいちご狩り農園・上杉農園と大阪府枚方市の老舗和菓子処大黒屋、京都府で最大級の農産物直売所・旬の駅京都店は三社で八幡・枚方の地域産品開発連合を発足。コロナ禍の地域を盛り上げる取り組みとしてイチゴ大福を開発し発売した。
八幡・枚方の地域産品開発連合が開発した旬のいちご大福
いちごをつくるのは八幡市にいちご狩り農園を今年オープンした上杉農園。コロナ渦のオープンで、当初予定していた定員を半数に減らしたため、栽培中のいちごがあまり、他の活用を検討していた。また、枚方市の老舗和菓子処の大黒屋ではこの時期人気のいちご大福をさらに地域の特産品にできないかと考えていたところ、双方と取引のある旬の駅京都店の思いが合致。三社共同で八幡・枚方地域産品開発連合を発足し、いちご大福を開発することになった。
大福に使うイチゴは甘みを引き立たせる程良い酸味をもつ「紅ほっぺ」とまだ地元では生産量の少ない「よつぼし」。大福はイチゴの味をさらに引き立てられるように餡子の甘みを調整して仕上げた。
販売は八幡と枚方にある農産物直売所の旬の駅京都店で毎週土日に数量限定で販売。地域産品開発連合では今後も新たなメンバーを巻きこんで、旬の農産物を活かした商品の開発を計画しており、コロナ渦の中、多くの消費者に喜んでもらえる商品開発を続けていく。
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