残り野菜をおいしく活用「もったい菜漬け!がいどぶっく」発行 京都市×ミツカン2021年3月1日
京都市は、食品ロス削減への取り組みとして2020年8月に、ミツカングループと「食品ロス削減に資する取り組みの連携に関する協定」を締結。取り組みの第2弾として残り野菜をおいしく活用することをコンセプトにした酢漬け「もったい菜漬け」のレシピを共同開発した。
京都市は、2019年5月、門川大作市長が日本の自治体の長として初めて「2050年CO2排出量正味ゼロ」を目指すことを宣言し、脱炭素社会の実現に向けて取り組みを推進。「しまつの心」に象徴される、ものを大切にする伝統が息づく京都市では、「2050年CO2排出量正味ゼロ」の達成に向け、食品ロスの削減にも取り組んでいる。
両者の連携では、京都市の食品ロス削減に関する先進的な取り組みの知見と、ミツカンのメニュー提案や商品開発などの強みを連携させることで、CO2排出を抑制する循環型社会の実現に向けた取り組みを進めている。
「もったい菜漬け」は、冷蔵庫で残っている野菜や普段は捨ててしまう部位をおいしく食べられ、さらに酢の抗菌効果で日持ちのする常備菜としても活用できる。今回開発したのは「もったい菜漬け」とアレンジメニュー、合わせて11種類で、京都市内のスーパーマーケットなどでレシピ紹介冊子「もったい菜漬け!がいどぶっく」を3月3日から配布する。
また、レシピは3月中旬に共同取り組みに関する特設ページ内にも掲載予定。京都市とミツカンが連携した取り組みや、「京都市食品ロスゼロプロジェクト」などを紹介した動画「京都市×ミツカンー京都市食品ロスゼロプロジェクトー」を「KYOTO TV」と京都市公式YouTubeで公開している。
重要な記事
最新の記事
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日
-
微生物農業資材を用いた大阪産の減肥料栽培で共同研究開始 ナガセケムテックス2024年4月19日
-
栃木県真岡市産バナナ「とちおとこ」使用「バターのいとこ」那須エリア限定で新発売2024年4月19日
-
大阪泉州特産「水なす」農家直送で提供開始「北海道海鮮にほんいち」2024年4月19日