農産物物流・加工の一体型拠点「神戸センター」新設 農総研×福岡ソノリク2021年3月2日
都市部を中心にスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する(株)農業総合研究所と、農産物の運送業や倉庫業で西日本エリア最大手の(株)福岡ソノリクは5月1日、物流センター機能の拡張と、西日本エリアの農産物輸送網の効率化を目的に、福岡ソノリク関西物流センター内に物流・加工の一体型拠点「神戸センター」を開設する。
両社は、農産物の仕入・販売網、物流事業に関するノウハウとその他の経営資源を相互に有効活用し、それぞれの企業価値の向上をめざし2020年10月に資本業務提携を締結。新たに開設する神戸センターは、福岡ソノリクが所有・管理する「関西物流センター」を活用し、西日本エリアを中心とした農総研の取扱農産物の保管、荷捌きと流通加工業務を行う。
センター機能の拡充により、これまで以上に多様な品目・形態の商品を受け入れることが可能となり、九州をはじめ遠方産地からの供給増にも対応できる体制を整え、拠点間物流の強化(効率化)の促進を図り、拡大するスーパーからの農産物需要に対応する。
また、福岡ソノリク独自の保管機能を備えたセンターを利用することで、貯蔵出荷に適した商品は、適切な保管と加工により付加価値を高めることが可能となり、農総研が特に成長ドライバーとして位置づけている「産直卸事業」の取扱規模拡大に貢献する。
今後は、農総研の西日本エリアの集荷場からスーパーなど販売店の物流拠点への輸送業務を福岡ソノリクが一手に担う予定。輸送効率化と物流網拡充に伴い、同エリアでの産地開拓を進める。
5月1日操業開始予定の「神戸センター」
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