食の循環を丸ごとサポートする新サービス「MEGLAS」実証試験開始2021年3月23日
ミライ菜園、ジャパンベストレスキューシステム(JBR)、ニチリウ永瀬の3社は、野菜の栽培から生ごみの堆肥化・再利用まで、食の循環を丸ごとサポートする新サービス「MEGLAS -めぐらす-」の実証試験を開始。実証への参加者を募集している。
食の循環を丸ごとサポートする新サービス「MEGLAS」
MEGLAS は、ミライ菜園の栽培支援アプリSCIBAIとJBRのサービス訴求ネットワーク及び運用管理体制、ニチリウ永瀬の資材供給を組み合わせ、ベランダの野菜栽培で食の循環を感じられる新たな体験を提供するサービス。
家庭から出る生ごみは、国内で排出される生ごみの約6割を占め、その再利用率は1%程度に留まっている。段ボールコンポストをはじめ各家庭で生ごみを堆肥化する手段はあるが、「やり方がわからない」「堆肥を作っても使うところがない」などの課題があった。一方、家で過ごす時間が増えたことで家庭菜園を始める人が増え、同時にSDGs貢献の観点から生ごみの有効利用に対する関心も高まっている。
MEGLASは、野菜を育て、料理を作り、生ごみを堆肥化し、また野菜作りに生かすという食の循環をベランダで完結。趣味として野菜栽培を楽しみながら生ごみを減らすことができ、仕組み全体で持続可能性に貢献できる。
実証実験では、野菜栽培に必要なプランターや種など家庭菜園に必要な道具一式を用意。準備不要で始められ、家庭菜園の未経験者、初心者でも野菜を収穫し、食の循環を体感できる。
資材が一式届いたら、参加者はアプリSCIBAIで実証試験グループに参加。指導者が日々投稿する作業にならって作業するだけで、初心者が失敗しがちな水やり、肥料、間引きなどの作業を丁寧に指導。アプリ上で指導者への質問もできる。募集は3月23日~4月8日。募集人数は100人。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日