幻のわら納豆で地域活性化とSDGsを実現 CF開始 キツ商会2021年6月16日
株式会社キツ商会(秋田県横手市)は6月15日、幻のわら納豆で地域活性化とSDGsの実現へ向けて、クラウドファンディングの「Readyfor」でプロジェクト「 昭和の時代に途絶えた「幻の大屋納豆」を多くの方に届けたい」を開始。7月1日まで支援を募っている。
同社は、伝統製法の「大屋納豆」を約50年ぶりに復活させて、地域の障がい者とともに製造・販売するソーシャルベンチャー企業。全国的にも珍しい天然菌での納豆製造とソーシャルビジネスを組み合わせることで、障がい者の経済的自立と地域の活性化に取り組んでいる。
大屋納豆は、無農薬の藁に自生する、天然納豆菌で発酵した伝統製法の藁納豆。現在市場に出回っている藁納豆は、人工培養の納豆菌で発酵させたものがほとんどだが、大屋納豆は無農薬栽培の大豆と藁を使い、藁に棲む天然納豆菌の発酵力を活かした伝統製法でつくられる。昭和40年代頃に途絶えたが、同社の代表が曾祖母から受け継いだ技術を基に、伝統の味を復活させた。
同プロジェクトは、より多くの障がい者の経済的自立を支援するとともに大屋納豆を知ってもらうために実施。リターンは、大屋納豆2本セットを提供する6000円コースや、2~3か月間にわたって届けるコースを用意している。
重要な記事
最新の記事
-
【肉とビールと箸休め ドイツ食農紀行】食文化の変化じわり2025年9月4日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ騒動と米国との関係~根底にある「胃袋からの属国化」2025年9月4日
-
プロ職員育成へ「専門業務従事者」設置 JA北つくば【JA営農・経済フォーラム】(1)2025年9月4日
-
【統計】原料用ばれいしょ生産費 10a当たり0.9%増 100kg当たり1.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】原料用かんしょ生産費 10a当たり1.1%増 100kg当たり3.5%増 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】てんさい生産費 10a当たり1.9%減、1t当たり6.2%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】そば生産費 10a当たり0.6%増 45kg当たり13.6%減 農水省調査2025年9月4日
-
【統計】さとうきび生産費 10a当たり4.4%減 1t当たり16.4%減 農水省調査2025年9月4日
-
この夏の私的なできごと -東京の夏・「涼しい夏」の初体験-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第354回2025年9月4日
-
野外スポーツイベント「岐阜ロゲin大垣」に協力 マルシェで県産農畜産物販売 JA全農岐阜2025年9月4日
-
盛岡つなぎ温泉で「いわての牛肉フェア」 伝統の「さんさ踊り」公演も特別協賛 JA全農いわて2025年9月4日
-
セブン-イレブンに「飛騨トマトと生ハムのバジルパスタサラダ」 夏にぴったりの爽やかメニュー JA全農岐阜2025年9月4日
-
【スマート農業の風】(18)農水省の進める農業DXとeMAFF農地ナビ2025年9月4日
-
「医食同源」について考えるイベント LINK-Jと共催イベント あぐラボ2025年9月4日
-
見て・食べて・楽しむ酪農イベント JR那須塩原駅前で9月6日に開催 那須塩原畜産振興会2025年9月4日
-
井関農機とNEWGREENの「アイガモロボ」 Xtrepreneur AWARD 2025でグランプリ受賞2025年9月4日
-
北海道と沖縄県の食の交流「どさんこしまんちゅフェア」開催 セブン‐イレブン2025年9月4日
-
兼松「農業・食品GX」強化へ インセッティングコンソーシアムに参画2025年9月4日
-
火山灰シラスから土壌改良資材「オリジンジオ」農業支援プロジェクト実施中2025年9月4日
-
オランダと考える未来の園芸技術「環境制御型農業特別シンポジウム」開催2025年9月4日