「農業DX」を大特集「月刊事業構想」8月号発売2021年7月2日
先端教育機構 事業構想大学院大学(東京都港区、学長)出版部が発売した、企業活性、地方創生、イノベーションの専門誌「月刊事業構想」8月号(1300円・税込)で、「大特集 農業DX 異分野との協業が未来を拓く」と題し「農業DX」について特集を掲載している。
地方によっては基幹産業となっているケースが多い農業だが、人手不足や高齢化、災害リスク、海外輸入品との競争、脱炭素、環境への配慮など多くの課題がある。一方、さまざまな課題を新たな事業機会と捉え、新サービスを開発したり、新たな営農方法で高収益な農業を展開したりする農業者や、異分野からの参入企業も出現している。「農業DX」の特集では、政策・トップの構想として野上浩太郎農水大臣による「世界に支持されるグリーン農林水産業を目指す DXで環境負荷の低い農業を実現」や、「農水省の構想と戦略に見る新たな機会 2030年を目標に農業DXの実現へ」などを掲載。また、JAきたみらいが進めるデータ活用農業 人手不足での大規模化にチャンスについても紹介している。
また、地域特集として「三重県 空の移動革命で社会を再構築」をテーマに、三重県の鈴木英敬知事インタビュー記事「『空飛ぶクルマ』の実用化で新産業を創出」や「浅井農園 研究開発特化のアグロノミスト集団 高度栽培管理で次世代農業モデルを構築」、「松本畜産 希少な『特産松阪牛』の専門農家 独自の品評会開催で逆境を乗り切る」などを掲載している。
◎【大特集】農業DX 異分野との協業が未来を拓く
・世界に支持されるグリーン農林水産業を目指す DXで環境負荷の低い農業を実現(野上浩太郎 農林水産大臣)
・農水省の構想と戦略に見る新たな機会 2030年を目標に農業DXの実現へ
・2050年、有機農業100万ヘクタール目標達成への展望 技術開発と販路の確保が成功のカギ
・行政のDXで農業のデジタル化を加速 データ駆動型の農業が生む新事業(中谷朋昭 東京大学大学院 准教授)
・JAきたみらいが進めるデータ活用農業 人手不足での大規模化にチャンス
・スキルシェアなど農業DXサービスが登場 農業の課題は新ビジネスの宝庫
・独自の付加価値を生み出す 植物工場のプラットフォーマー 植物工場ならではの価値を創出
・デジタル化と魚食文化の磨き上げで目指す新たな地平 日本型スマート水産業の確立(ながさき一生 さかなプロダクション代表)
・テクノロジーによる最適化と長期視点のブランド構築 100年先も続く畜産業を目指す
・環境負荷低減へ Shiok Meats社の挑戦 エビ・カニをサステナブルな食材に
・スペインのフードテックベンチャーBlendhub 移動工場で食品の地元生産を可能に
・天と地をデータでつなぐ JAXA発ベンチャーの米づくり 宇宙ビッグデータで示す「土地の価値」
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日