ドレッシングが子どもの野菜嫌い克服へ 研究成果を発表 キユーピー2021年9月13日
キユーピーは、9月7日~8日に開かれた日本調理科学会2021年度大会(オンライン形式)で、ドレッシングによる野菜の苦味や青臭さを低減させる機能に関する2つの新たな研究成果を発表した。
「クリーミィ野菜ドレッシング(キャロット&オニオン)」と「深煎りごまドレッシング」
厚生労働省が推進する「健康日本21」では、健康増進のために1日350g以上(成人)の野菜を食べることが目標とされており、全年代で不足しているのが現状。子どもの成長にとっても野菜摂取は重要だが、子どもの味覚は苦味・渋味を本能的に避けるといわれており、野菜独特の苦味や青臭さが野菜嫌いの一因にもなっている。今回の研究成果から、ドレッシングを活用することで、子どもの野菜嫌いを克服し、野菜をおいしく健康的に食べられるようになることが期待できる。
研究は、演題1「ドレッシングによる野菜の苦味、渋味、青臭さへの低減効果」と演題2「深煎りごまドレッシングによるピーマンの苦味および臭いに対する低減効果」の2つに関して実施。演題1では、「クリーミィ野菜ドレッシング(キャロット&オニオン)」が、野菜の苦味・青臭さの低減に効果があることが判明。その効果は、食酢、卵黄によるもので、さらに複数の原材料を配合していることが効果をより高めていると示唆された。
また、演題2では、「深煎りごまドレッシング」が、ピーマンの苦味・青臭さの低減に効果があることが分かった。その効果は、食酢、食用油、しょうゆ、すりごまによるものであり、さらに複数の原材料を配合していることが効果をより高めていると示唆された。
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