最新レポート「農業ロボット市場 2022-2032年」販売開始 データリソース2021年10月20日
株式会社データリソースは10月4日、アイディーテックエックス (IDTechEx)が出版した最新レポート「Agricultural Robotics Market 2022-2032(農業ロボット市場 2022-2032年)」の販売を開始した。
同レポートは、世界の農業ロボット産業を、除草ロボット、播種ロボット、自律型トラクター、自律型インプルメントキャリアとプラットフォームロボット、ロボットによる収穫、農業用ドローン、搾乳ロボット、農業ロボットのその他のアプリケーションの8つの主要アプリケーション分野に分けている。主な実現技術としては、RTK-GPS、LiDAR、人工知能(AI)、ハイパースペクトルイメージング、エンドエフェクター技術、精密散布技術などが挙げられる。
農業ロボットは、世界の農業が直面している持続可能性と労働力の問題に対する潜在的な解決策として、ますます関心を集めている。特に新型コロナウイルスの流行に伴う国境閉鎖や労働者の渡航制限を受け、近年、農業労働力は確実に高コスト化、不足化。農家の利益はさらに圧迫され、世界中の食糧安全保障が脅かされている。自動化はこの問題を軽減するのに役立つもので、この10年でロボット技術と人工知能(AI)が進歩し、農業ロボットの利用がますます現実的な選択肢となってきた。
同レポートは、農業ロボットの主要な応用分野、産業の成長を支える実現技術、この分野の将来を形作る市場要因に焦点を当てて、農業ロボットの包括的な概要を提供。また、今後の農業ロボット産業の10年間の市場予測を、地域別の市場シェアや応用分野別にまとめ、2032年には世界の農業ロボット市場が67億ドル規模になると予測している。
◎レポートに含まれる内容
・世界の農業が直面している持続可能性と労働問題
・農業ロボティクス
・農業ロボット工学の主な応用分野
・農業ロボット産業が直面している主な技術的ハードル
・この分野の主なプレーヤー
・農業ロボットを開発する際に考慮すべきビジネスモデル
・今後10年間、世界の農業ロボット市場
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(154)-改正食料・農業・農村基本法(40)-2025年8月9日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(71)【防除学習帖】第310回2025年8月9日
-
農薬の正しい使い方(44)【今さら聞けない営農情報】第310回2025年8月9日
-
JA全農が千葉県成田市でドローン実演会 KDDIと提携で農業用ドローン活用を加速2025年8月8日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 山口県2025年8月8日
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年8月8日
-
【注意報】ナシにハダニ類 県下全域で多発のおそれ 鳥取県2025年8月8日
-
【注意報】いねに斑点米カメムシ類 全域で多発のおそれ 山形県2025年8月8日
-
農水省幹部 需要見通し誤りを謝罪 自民部会2025年8月8日
-
トランプ関税で支援求める 自民党対策本部でJA全中2025年8月8日
-
(447)孤独担当大臣と「チャッピー」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月8日
-
廃棄カキ殻を米・野菜・畜産飼料に再利用 万博で「里海のある未来」PR 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会2025年8月8日
-
JAガソリンスタンド給油キャンペーン スマートウォッチや折り畳み自転車が当たる JA全農にいがた2025年8月8日
-
北海道上川の夏の恵み「JAグループかみかわフェア」開催 JA全農2025年8月8日
-
東京農大で「農作業事故体験VR」を活用 学生の安全意識向上と学びを支援 JA共済連2025年8月8日
-
2025年度JA営農指導実践熊本県大会開催 JA熊本中央会2025年8月8日
-
機能強化したピーマン収穫ロボット JA全農いわてに導入 AGRIST2025年8月8日
-
愛知県産メロン501玉 県内の全児童養護施設へ寄贈 JA愛知信連2025年8月8日
-
スマート農業体験イベントを開催 「農業WEEK」と連携 スマート農業イノベーション推進会議2025年8月8日
-
新米シーズンに向け新デザイン米袋3種を発売 アサヒパック2025年8月8日