フードバンク活動団体と企業をつなぐ「フードバンクコーナー」オープン インフォマート2021年12月21日
国内最大級のフード業界向けプラットフォームを運営するインフォマートは12月15日、食品ロスに課題をもつメーカーや食品卸、外食・小売企業等の食品関連事業者とフードバンク活動団体を「BtoBプラットフォーム 商談」上でつなぐ「フードバンクコーナー」をオープンした。
農林水産省による食品ロス量は、年間600万トンで、このうちの324万トンが食品関連事業所から発生する事業系食品ロスとなっている。食品ロスは、事業コストの増大や環境負荷の増大等の問題にも影響するため、食品事業者による、削減に向けた様々な取り組みが行われている。
一方、全国で約130の団体が活動するフードバンク活動団体への支援要請は急増しているが、企業からフードバンク活動団体への円滑な商品提供が行われていないなどの理由で、支援に必要な食品が不足している。そこで、同社は、メーカーや食品卸、外食・小売企業など余剰在庫で食品廃棄の課題を抱える事業者と、フードバンク活動団体を「BtoBプラットフォーム 商談」上でつなぎ、双方の事業課題を解決する新コーナーをオープンした。
「BtoBプラットフォーム 商談」は、食品を売りたい企業と買いたい企業をダイレクトにマッチングすることで効率的な取引ができ、新しいビジネスチャンスを創出するクラウドサービス。食材検索・食材募集・自動マッチング・Web商談・市場分析・決済代行などの豊富な機能で、営業力と購買力を強化し、新規取引・新規商材発掘をサポートする。
メーカーや食品卸、外食・小売企業等の事業者は、フードバンク活動団体へ寄付や提供したい商品を「BtoBプラットフォーム 商談」上へ登録すると、その商品は『フードバンク商品』として、指定した地域のフードバンク活動団体に提供される。また、フードバンク活動団体は、無償で利用でき、スマートフォンから手軽に商品の検索、発注できる。
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