行き場を失った6トン「さいごのサツマイモ」引き取り先を募集2022年1月13日
カウンセリングと六次産業化アドバイスを行うサードリングは、高齢農家の最後の出荷先を見つけるため、ものや体験の応援購入サービス「CAMPFIRE」で、「さいごのサツマイモ救出プロジェクト」を実施中。目標金額400%を達成後も6トンすべての出荷を目指し、1月26日までプロジェクトを継続する。

千葉県香取市でさつまいもを栽培する80代の農家夫婦は、長年営む畑を、夫人の入院などのため手放すことになったが、今季に畑から収穫したさつま芋は6トン。高齢者一人では出荷も出来ないため、同プロジェクトで購入者を募っている。
農家人生で最後の出荷となる夫婦の思いが籠った、さつまいもは、スマート農業による効率化が進む中、収穫までほとんど手作業で栽培。これまで農協を通じ、関東一帯へ出荷してきたが、この畑で育ったさつま芋は現在ある限りで終了となる。
最後の出荷となる千葉県香取市のさつまいも畑
今回出荷されるさつまいもは千葉県産「紅はるか」。生の状態で糖度30、加熱すると50度以上にもなる驚異の甘さとねっとりした食感が人気の品種で、焼き芋や干し芋の多くはこの品種が用いられており、お菓子作りにも適している。
リターンは、60サイズ箱に10本前後入った2キロは1~2人家族向きで2000円。また、80サイズ箱に20本前後入った3~4人家族向きの5キロは3200円で、いずれも税・送料込。
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