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地域循環共生圏形成へ「BISTRO下水道」鹿児島高専で開催2022年1月20日

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鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市)は2021年12月22日、下水汚泥を資源として活用した研究成果を発表するため、シンポジウム「BISTRO下水道in霧島 鹿児島高専4th」を開催した。

講演の様子講演の様子

「BISTRO下水道」は、下水道の普及に伴い、地域のバイオマス資源や水が下水処理場に集まった水、窒素・リン、下水汚泥、下水汚泥の処理時に発生するCO2、熱エネルギーなどを資源として有効活用する取り組み。下水道資源を農作物の栽培などに利用し、農業などの生産性向上に貢献する取り組みとして国土交通省が推進しており、循環型社会の構築に寄与しながら、安全で美味しい食材をつくる手法として注目されている。

シンポジウムでは、「食文化創造都市・鶴岡で取り組むビストロ下水道」のタイトルで、山形大学農学部教授の渡部徹氏が講演。日本で唯一のユネスコ食文化創造都市である山形県鶴岡市は、新しい食文化を世界に発信するため、山形大学、JA鶴岡、鶴岡市と地域の産官学が連携したビストロ下水道の取り組みを紹介した。

続いて、「地域産業と 連携した下水汚泥肥料の事業採算性の高い循環システム」と題して、鹿児島高専都市環境デザイン工学科教授の山内正仁氏が講演。この研究では、まず地域バイオマス資源の利用を通して、茶農家のニーズに合った新たな下水汚泥肥料の量産化。次に、これを地域の茶産業へ適用して、事業採算性の高い地域循環システムの構築を目指している。

ミス日本「水の天使」 中村真優氏ミス日本「水の天使」 中村真優氏

講演後は、「下水道資源を活用した地域循環共生圏形成に向けて」をテーマにパネルディスカッションが行われ、鹿児島高専専攻科2年生の原田隆大氏が、研究を実施してきて感じた新規下水汚泥肥料の特徴や、今後、下水汚泥肥料を広く普及していくために必要性について発言。また、日本の水の知恵と文化を伝える2020ミス日本「水の天使」の中村真優氏もパネラーとして参加し、実際に下水汚泥肥料を購入して作物を育てる体験を通して意見を披露した。この日は、研究成果の講演と合わせ、下水汚泥肥料で栽培したお茶の粉末を使ったスイーツを提供し、実際に参加者が味わっていた。

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