「ささえあい基金」創設 20団体へ983万円を寄付 パルシステム共済連2022年2月1日
パルシステム共済連は、2021年度から、生活困窮者支援活動などを応援する「ささえあい基金」を創設。初年度は20団体へ983万円の助成が決まった。パルシステム連合会の「地域づくり基金」も、11団体へ997万円の助成が決まり、両基金をあわせると、2000万円規模の助成制度になる。
フードバンク湘南の活動風景
「ささえあい基金」は、社会問題化する貧困格差拡大への対応など支え合える社会づくりを目的に、各種活動に取り組む市民団体やNPO団体への助成金制度として創設。助成金はCO・OP共済《たすけあい》の剰余金の一部が活用される。組合員理事や有識者を交えた審査会の結果、初年度となる2021年度は、20団体へ983万円を助成することになった。助成先の活動例として、「特定非営利活動法人フードバンク湘南」(神奈川県)は、特に生活が苦しいとされるひとり親家庭をはじめ支援を必要とする家庭へ食料を支援している。
KONTINUによる河川保全活動
また、「地域づくり基金」は、2000年度に「レインボー・パル基金」として創設。大規模災害被災地域の復興支援や食と農をつなぐ活動、地域の環境保全などを目的とした事業へ助成している。2021年度は、11団体へ997万円を助成する。助成先の活動例として、「KONTINU」(インドネシア)は、パルシステムで取り扱う「エコシュリンプ」を生産するエビ養殖地域で、住民が河川にごみを捨ててしまわないようゴミ箱を設置し、環境保全活動に取り組んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日
-
参議院選挙に行ってとんかつ割引「選挙割り」実施 平田牧場2025年7月4日
-
作物と微生物の多様な共生が拓く農業の未来 意見論文が米国植物科学誌に掲載 国際農研2025年7月4日
-
国産率100%肥料の商品を販売開始 グリーンコープ共同体2025年7月4日