「地域食品資源循環ソリューション」の提供開始 NTTビジネスソリューションズ2022年2月7日
NTTビジネスソリューションズ株式会社は、株式会社ウエルクリエイトとの連携により、有機資源をバイオ炭に再生し農地へ施用して土壌を改良し炭素貯留によりカーボンネガティブ(排出量を吸収量で相殺するのではなく、排出量より吸収量を多くすること)をも実現する「地域食品資源循環ソリューション」を2022年3月10日より提供開始する。
地域食品資源ソリューションの概要
日本では一年間に食品廃棄物、農業廃棄物(農作物非食用部)、林地残材などの有機資源が約3,800万トン発生しており、その多くが焼却処分されることで大量のCO2が空気中に放出されている。その中で、有機資源を焼却せずに資源循環させCO2排出量を削減させる手段の一つとして、バイオ炭が注目されている。有機資源をバイオ炭化し農地撒布することで炭素を地中へ貯留させる仕組みは、CO2排出削減の簡易かつ効果的な方法であり、2020年9月30日に日本政府のJ-クレジット制度(温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度)の方法論として認められた。
NTTビジネスソリューションズではウエルクリエイトと連携し、資源循環型社会の実現を目指している。食品残渣のほか農業廃棄物や林地残材、雑草、水草など幅広い地域有機資源をバイオ炭へ再生、農地への炭素貯留によりカーボンネガティブを実現し、J-クレジットにより地域脱炭素目標の達成へも貢献する「地域食品資源循環ソリューション」を新たに提供することとなった。
今後、NTTビジネスソリューションズは「地域食品資源循環ソリューション」を食品関連事業者や農業法人などに広く提供していき、資源循環事業の更なる拡大に取り組む。また、地方自治体、地域の廃棄物処理事業者、カーボンオフセットに取り組む地域企業などと連携する。本ソリューションを活用した地域有機資源循環事業を共同運営し、事業により獲得されるJ-クレジットをカーボンオフセットに取り組む地域企業へ広く還元していくことで地域脱炭素の推進へ貢献する。
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