給付型奨学金制度で新たに12人の学生を支援 パルシステム連合会2022年2月10日
パルシステム連合会は、給付型奨学金制度において2022年度から新たに12人を対象とし、4月から給付を開始。人数を前年の3倍に増やし、対象者は計16人となる。給付金は、パルシステムを利用する会員の寄付で賄われている。
パルシステムは2019年度に給付型奨学金制度を創設し、2年間のモデル事業を経て2021年度に本格運用を開始した。給付対象者の学生へ毎月4万円の奨学金を支払うほか、生活相談など精神的サポートを行う「伴走型支援」が特徴。募金の一部は、伴走支援団体の活動費用としても活用される。
運用は、利用者である組合員からの募金で賄われ、初年度の2021年度分(2021年3月までの募金を運用)は、2021年1月に呼びかけを始め、3月までの2か月で約1万6000人から1000万円以上の募金が寄せられた。
2022年度に運用する募金の総額は、2022年3月末時点で3100万円を超える見込み。なかでも毎月一定額を寄付する「奨学生応援サポーター」は約7500人となり、「どんな環境・境遇であっても、未来は明るく開けているということを知ってもらいたいです」など、学生に向けた温かいメッセージも寄せられている。
2022年度は新たに給付対象者を前年の4人から12人に増やし、計16人の学生を支援。奨学生は、学費が賄えないなど経済的に困窮するだけでなく、家庭環境などにも困難を抱えている学生となる。
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