オンライン活用で新たな取り組みに挑戦「2021年度食育活動総括」キユーピー2022年2月22日
キユーピーは2月18日、「2021年度の食育活動総括」を発表した。2021年度の食育活動は、コロナ下のためオンライン主体で実施され、全国4工場と東京の見学施設をリレー形式でつないだ企画や、海外在住の子どもたちに向けて海外と日本をつないだ企画など、これまでにない新たな取り組みに挑戦した一年となった。
マヨテラスからオンライン中継
同社は、「工場は家庭の台所の延長」という考えのもと、1961年から「オープンキッチン」(工場見学)を始め、2021年に60周年を迎えた。食の楽しさと大切さを伝えるキユーピーの食育活動は、オープンキッチンに加えて小学生を対象にした出前授業「マヨネーズ教室」や、マヨネーズの"なるほど!"を楽しく体感できる「マヨテラス」の見学、「講演会」などコンテンツを増やし継続している。
2020年はコロナ下で、これまでの対面での企画は中止せざるを得ない状況となったため、2021年6月に、オンライン見学の申し込みサイトを立ち上げ、オンラインの利点を生かした企画を検討。工場ごとに異なる見学コースの設定や、各拠点の担当者の連携による全国をリレー形式でつなぐ見学企画などオンライン見学は、全国各地からどの工場へも参加できる利点があった。
また、従業員が赴任していたロシア(サンクトペテルブルグ)の日本語補習校の子どもたちの見学会を機に、対象が海外にも広がり、2021年度は8か国で計17回実施した。
2020年12月~2021年11月の開催実績としては、各工場とマヨテラスのオンライン見学者数が総計2万4857人となった。工場ごとに製造しているアイテムや立地の特徴を生かしたコースを新たに設定し、例えばベビーフードを製造している佐賀県の鳥栖工場では離乳食教室を設けた。さらに、「マヨネーズの日」や「サラダウィーク」のイベントでは、マヨテラスと全国4工場(茨城県五霞工場、愛知県挙母工場、兵庫県神戸工場、佐賀県鳥栖工場)をリレー形式でつなぎ、社会科見学の小学校や病院ともオンラインでつないだ。
海外に向けた開催実績では、8か国で計17回、364人が参加。各種食育活動のうち、マヨテラス見学、工場見学、マヨネーズ教室を、海外8か国に在住する日本の子どもたちや海外の学生を対象に実施した。
インドネシア(ジャカルタ)とマヨテラス・キユーピー神戸工場
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