北海道産小麦「春よ恋」100%使用 小麦粉"white"と"red"新発売 小田象製粉2022年5月13日
小田象製粉は5月10日、北海道産小麦「春よ恋」を100%使った小麦粉の新製品として白さが際立つ「haru_koi 100 white」と、濃厚な風味の「haru_koi 100 red」の2種類を発売した。
新発売の「haru_koi 100 white」(左)と 「haru_koi 100 red」
小麦は約8割を外国からの輸入に頼っており、日本のフードマイレージが高い要因になってることから、同社は国内産小麦を使うことでフードマイレージの削減に努めている。また、近年地産地消の観点から、国産小麦を使った商品が注目を集める一方、国産小麦の使用で付加価値をつけるだけでなく、差別化した商品を開発したいと考えるメーカーが増加。同社は、北海道産小麦を100%使った"際立つ白さ"と"濃厚な風味"という特長をもった小麦粉を開発した。
北海道は小麦生産量が日本一で、北海道産小麦はブランドの一つとして確立している。新発売の「haru_koi 100 white」と「同red」は、北海道産小麦独特のモチモチ食感が楽しめる品種「春よ恋」を100%使っており、近年高まる国産小麦ニーズに応える。素材にこだわったパン作りだけでなく、white、redそれぞれの特長を生かした中華麺づくりにも適している。
「haru_koi 100 white」は、小麦の中心部分を厳選した白さが際立つ小麦粉で、高級食パンやブリオッシュ食パン、色味にこだわる中華麺に最適。国産小麦は外国産小麦と比較して、吸水性が劣り、生地がゆるみやすい傾向にあるが、同製品は外国産小麦と変わらない吸水性でべたつきを軽減。生地のまとまりが良いため作業性が良い。
一方、「haru_koi 100 red」は、小麦の外側に近い部分まで使用しており、クロワッサンやハードトーストなど風味重視のパン作りに最適。また、蛋白の高い小麦粉であるため、ボリュームも出やすくなる。麺の風味にこだわるつけ麺や強い弾力のある食感を特徴とした太中華麺におすすめ。
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